くらしの宿Cocoroのブログ

岐阜県郡上市にあるオーガニックな農泊「くらしの宿Cocoro」。農業から古民家DIY、そしてネコまで。日々のアレコレを綴ります。

私たちがお味噌を仕込みつづける理由(前編)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。早いもので、郡上に来て2年目に突入ですよ! 家の片付けから始まって畑の開墾、家の改修、宿の届け出、あれやこれや。で、アッという間の1年でした〜。

 

今年もやりたいことがいっぱいだ。さーて、何から手を付けようかなぁ。あ、でもまずは去年いただいてきた丸太の薪割りだな。

 

私たちはずっと大豆とお米を育てて、毎年自分たちでお味噌を仕込んでいます。お味噌仕込みは冬の大切な仕事の1つなのですね〜。お味噌を仕込むのは意外と簡単ですが、タネから育てるのは手間も時間もかかります。

 

今回は今月と来月に開催するお味噌仕込み教室の宣伝も兼ねて、どうしてそんな手間のかかることをやっているのか、についてお伝えしようと思います。

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この大きな木樽に毎年お味噌を仕込みます!

 

そしてちょっとショッキングな内容になりますが、日本における大豆を取り巻く状況についても、述べておきます。ここをちゃんと押さえておかないと、どうして私たちが大豆を育てているのかが、ぼやけてしまうからです。

 

ま、ショッキングであろうがキャッチーであろうが、事実は事実。そこから目を背けていては何も始まりません。という訳で張り切って行くぞー!

 

目次です。

 

大豆とは

今さらですが大豆ってなんでしょう? 

 

みなさん、ご存じですよね。大豆は五穀の一つで(稲、粟、小豆、麦、大豆。ただし諸説あり)、昔から日本の食生活には欠かせない食材の一つとされてきました。

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収穫間近の大豆。サヤの中でカラカラと乾いた音がします

 

そのまま煮て食べたり、加工したりして食べます。若い大豆は枝豆としても食べられます。主に味噌や醤油、納豆などといった発酵食品として、昔から有効に食されてきました。

 

この大豆、無肥料栽培や自然栽培をしている農家には、とっても大事な穀物なんです。大豆を育てることで、空気中の窒素を土中に固定して、畑の土が肥えてくれるんですね。これを専門的に言うと、「根粒菌による窒素固定化作用」と言います。窒素は植物の三大栄養素の1つで、それが土中に増えることで、野菜の生長が良くなるのです。

 

ま、それだけでも私たちが大豆を育てるメリットは大きいのですが、一般的にはそうは思われていません。それどころか、メリットをはるかに上回るデメリットがある、と考えられているんですよね…。

 

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デデデ、デメリットだってー!?

大豆を取り巻く状況

農水省によると、大豆の自給率は約7%です。

 

サラッと言いましたけど、えーっ? って感じですよね。

 

お味噌、納豆、豆腐、油揚げ、そしてしょう油。和食を食べる人であれば、毎日どれか一品くらいは口にしていると思います。その大豆の自給率がたったの7%ですよ…

 

実は大豆には加工用と食用という2つの用途があって、食用に限って言うと、自給率は24%くらいに上がります。それにしても少なすぎるけどね〜。

 

つまり93%の大豆は、海外からの輸入に頼っている状況なのです。輸入量ではアメリカ(232万トン)がダントツです。そしてブラジル(56万トン)、カナダ(33万トン)、ぐっと下がって中国(3万トン)の順です。でもブラジルの大豆は全量が加工用なので、食用に関して言うと、アメリカ、カナダ、中国の順になります。

 

輸入の多くは遺伝子組み換え大豆です

輸入のうち、アメリカとカナダの大豆が全体の8割以上を占めているのですが、その9割以上が遺伝子組み換え大豆(GM大豆)であると、推測されています。これはアメリカとカナダのGM大豆の作付け面積から導き出された数字ですが、輸入大豆のほとんどがGM大豆であると思って、ほぼ差し支えありません。

 

でも普段、私たちが目にするもので、「これは遺伝子組み換え大豆です」と書かれたものはありませんよね。こんなに大量に輸入されているのに、なぜでしょう? 変ですよね。気になった方はぜひ調べてみてくださ〜い。

 

私たちが日々口にしているのはそんな輸入大豆なんですね。

 

ご存じかもしれませんが、遺伝子組み換え作物の安全性って、科学的には立証されていません。残念ながら日本では割と好意的(?)に受け止められているようですが、EUでは栽培も輸入も禁止、お隣の中国でも栽培が禁止(輸入はしている)されています。これは安全かどうか分からないというレベルではなく、多くの国で明確にキケンであると認識されている、ということですね。

 

そんなGM大豆が山のように輸入され、日々消費されています。

 

つまり世界で最大の遺伝子組み換え大豆の消費地

 

それが今の日本であり、大豆を取り巻く状況です。

 

さて、後編では大豆栽培には一体どんなデメリットがあるのかや、それを解消するためにくらしの宿Cocoroがどのように取り組みをしてきたのか、などについて書いてみたいと思います。

 

私たちがお味噌を仕込みつづける理由(後編) - くらしの宿Cocoroのブログ

 

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kurashicocoro.hatenablog.com

 

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