くらしの宿Cocoroのブログ

岐阜県郡上市にあるオーガニックな農泊「くらしの宿Cocoro」。農のこと、古民家くらし、まだまだ続くDIY、そしてネコ。日々のアレコレを綴ります。

クラウドファンディング、その正体を暴く!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

※これは2019年12月13日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記して、その他の部分も修正して2020年6月2日に再度公開しました。

 

私たちは今からちょうど1年前の2018年12月末に、ここ郡上に引っ越しました。そして今に至るまで、古民家をDIYして農泊を始めたり、新たに畑や田んぼを進めてきたのですが、それ以前は岐阜県揖斐川町(いびがわちょう)という場所で、専業農業をやっていました。

 

郡上に引っ越そうと決めたのは、さらにその1年まえだから、2017年の年末くらいだったでしょうか。どうしてくらしの宿Cocoroを始めようと思ったのかはまた別の機会にお伝えしますが、私たちが引っ越しを決めた時の最大の問題。それはズバリ

 

お金がない !!

 

f:id:kurashiCocoro:20191030071031j:plain

金は天下の回り物らしいですよ

 

お恥ずかしい話なんですけど、いや、もうホントにね、こじんまりやってる農家なんてちっとも儲からないんですよ(笑) それが無肥料・無農薬・自然栽培とかいってた日にゃねぇ。

 

え? お金ってなんだっけ? それ食えるの? ってな感じですよ。

 

それがですよ、慣れ親しんだ土地から新しい場所に引っ越して、古民家を改装してイチから農泊を始めるぜ、とか言ってるわけです。冷静に考えてみるとかなり無謀です。

 

ちなみに移住先の家をとりあえず住めるようにするために改装の見積もりを取ったら、な、なんと800万円オーバー! 私たちには完全に天文学的な数字でした…。

 

でもね、私たちはどうしてもこのタイミングでやりたかったんですよ。

 

あるじゃないですか、よし、今だ! って時。

 

ここを逃すともう二度とないぞってタイミング。

 

移住先の家のコンディションや、改装をする自分たちの体力的、あとは新たに畑を始める気力とか諸々を考えると、今がベストだと感じたんです。

 

でも問題はお金がないってこと…。

 

普段はお金なんてそれほどなくても野菜もお米もあるし、全然へっちゃらだぜ〜♪ とか思ってましたが、さすがに今回はね、お金っている時があるんだね…、という感じでした。

 

でも解決策はシンプルなんですよ。お金さえ何とかすればいいんです。それが何とかならないから困るんだけど(笑) で、夫婦で話し合って出た案はこんな感じ。

 

  1. 農家向けの金融機関からお金を借りる案。
    私たちは農家として長年やってきて、そこそこ信用があったので、返済計画さえちゃんと作れば低金利で3,000万円(スゲー!)くらい借してもらえる状況でした。

  2. 頑張って貯金して、必要なお金が貯まるまで待つ案。
    でもお金が貯まるまで待ってたら、家も少しずつ傷んでいくし、改装がどんどん難しくなっていく…。私たちの体力も落ちるしね。

  3. クラウドファンディングを使う案。
    みなさん、ご存じですよね。こんな取り組みです。

クラウドファンディング(crowdfunding)とは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。途上国支援や商品開発、自伝本の制作など幅広いプロジェクトが実施されています。

 

クラウドファンディングとは - Readyfor(レディーフォー)

 

自分たちのビジョンに共感してもらえる人から、出資や寄付をしてもらって活動資金を集める、という仕組みです。でも実際には商品の購入なので販売なんですけどね(←ここはとっても重要なポイントなので、後述します)。

 

私たちが改装費として最終的に選んだのは

1.お金を借りる

3.クラウドファンディング

を合わせたプランでした。改装費の3分の2を借りて、3分の1はクラウドファンディングでまかなおう、と思ったのです。

 

当初800万円オーバーだった改装費も、改装の範囲を狭め、大きな工事だけ大工さんにやってもらい、あとは自分たちでDIYするという計画で、700万円を切るまで下げることができました。

 

ちなみにその時に立ち上げたプロジェクトはコチラ! みなさんのおかげで無事目標金額を達成できました! みんな、本当にありがとね〜。

readyfor.jp

 

今回はですね、そんなクラウドファンディングについてです。かなり長文で申し訳ないんですが、クラウドファンディングを利用した経緯、やってみた結果、そしてそもそもクラウドファンディングって何なのか、をお伝えしたいと思います。

 

 

クラウドファンディングの目的って?

クラファンの目的? そんなの単なる資金集めでしょ。と思った人。ハイ、残念賞です(笑) 

 

実は私たちも最初はそうでした。でもよく考えてみて、私たちがクラファンに求めるものは資金集めではないと感じました。私たちの最大の目的、それはですね

 

引っ越しを漏れなくお知らせするツール

 

です。今までお世話になった方や友だちへの引っ越しのお知らせと、これから住む郡上の方々へのご挨拶を目的として、クラファンを利用したわけです。

 

本来なら友だちや知り合い、一人ずつに引っ越しの挨拶をしたかったのですが、お世話になった方、友だち、お客さまを合わせると軽く2,000人以上…

 

引っ越しまでの時間も限られてたし、全員への周知はとてもムリそうでした。そこでクラファンを使って、みなさまに漏れのないようご挨拶しよう、と思ったのです。

 

結果、5,000人以上の方に私たちが引っ越すことをお伝えできました。友だちにも、すでに郡上にお住まいの方たちにも、広く情報が行き渡りました。これはクラファンを利用しなければ、たどり着けない人数だったんじゃないかな〜。

 

ここで何を言いたかったかというと、クラウドファンディングって資金を集めることだけが目的じゃないよ、ってことです。もっと広く自由に使えるツールだし、自分が何を求めているかでその目的が変わってくると思います。

 

クラウドファンディングをやってみて

正直なところ、当初は目的が目的なので金額は達成できなくてもいいや、くらいに軽く考えていました。目標金額は150万円だったのですが、果たして私たちごときがそんなに支援してもらえるだろうか、という不安もありました。

 

でもやってるうちに、いろんな方から「プロジェクト頑張ってね!」とか励ましの声をいただくわけです。

 

友だちが「プロジェクトに支援をお願いしまーす」とか言って、自分からチラシを配ってくれたりするわけです。

 

それを聞いているうちに、これは達成できなかったら彼らに申し訳ないな、達成するために全力で取り組もう、という気持ちになってきました。

 

あと支援してくれる人がメッセージをくださるんですが、それもめちゃくちゃ励みになりました。みなさん、もしこの先クラファンに支援することがあったら、ぜひ熱いメッセージを主催者さんに伝えてあげてくださいね!

 

そんな周りの人たちに助けられて、最終的には目標金額を上回る1,697,000円ものご支援をいただくことができました。当時の岐阜県の農業部門では過去最大の達成金額だったので、それなりに話題になったみたいです。今はどうか知りませんが。

 

 クラウドファンディングのメリット、デメリット 

なにごとにも良い面と悪い面があるように、クラファンにもメリットとデメリットがあります。これはクラファンを使おうと考えている方には知っておいてもらった方がいいと思うので、お伝えしますね〜。

 

まずはメリットから

まずメリットですが、なんと言ってもたくさんの方に支えてもらえることです。自分たちのビジョンが他の人にも受け入れられているのを実感できることは、活動を続けていく大きな励みになります。

 

見知らぬ方にも知ってもらえる、というのも大きなメリットでしょう。郡上に引っ越してきて初めて役場に行った時、「ああ、あのクラウドファンディングの人?」と言われました。もう悪いことはできません(汗)

事業をされる方はもちろん、個人的になにか新しいことを始めようとする時でも、その宣伝として利用できますよね。そしてクラファンは自分で思っている以上に、たくさんの方の目に留まります。

 

気になるデメリットは

そんないいとこばかりに見えるクラファンにも、実は大きなデメリットがあります。一説によるとクラファンをやった99%の人がそのデメリットを受けているとか。それは

 

嫉妬…

 

あいつだけうまくやりやがって〜、という嫉妬の炎をメラメラと燃やす人がいるんですよ。ぼくも実際「楽して金儲けしてる」とか、「調子に乗るなよ」とか、「お金がたくさんあっていいね」とか言われました。全てそんなに親しくない人からですが…。でもそんな人には心の中でこう唱えて退散してもらいましょう。

 

楽したいならクラウドファンディングなんてやってねーよ(笑)

 

プロジェクトを分かりやすく伝えるための文章作り。

 

支援してくれた人へのお返し(リターン)の設定。

 

プロジェクトの進捗状況の細かいお知らせ。

 

プロジェクト達成に向けた熱意の継続。

 

お礼の手紙やリターンの発送。

 

などなど。

 

ハッキリ言って、普通に仕事してるよりめちゃくちゃ大変なんですよ! 準備期間に2ヶ月、プロジェクトが動き出してから同じく2ヶ月。リターンの発送に約2ヶ月。1つのプロジェクトを立ち上げてクロージングするのに、最低でも半年くらいは軽くかかるんです。野菜を売ってる方がよっぽど楽チンです。

 

それでも私たちはクラウドファンディングをやってよかったな〜と、振り返ってみて思います。それはこの世界に自分たちを応援してくれる人がたくさんいる、という事実をヒシヒシと感じることができたから。本当にありがたくてそれだけで、ご飯3杯くらい軽く食べれちゃいますよね〜。

 

クラウドファンディングの正体

 最後になりましたが、クラウドファンディングって何だろう、という問いへの解答です。実は先ほどチラッと答えを書いてしまったので今さらなんですが、クラウドファンディングって実は商品の先行販売です。

 

今はまだ手元にはないけど、こんな素敵なものがあるよ! というアイディアを即現金化するツール。それがクラウドファンディングの正体です。

 

ということはですよ!

 

商品がなければお話にならない、ということです。

 

どんなビジョンを描こうが、それを具現化することができなければ、プロジェクトとしては成立しないんですね(たま〜に詐欺的なプロジェクトもあるようですが…)。ここはプロジェクトの達成に一番重要なポイントだと思います。

 

楽しくもあり、しんどい面もあるクラウドファンディングですが、みなさんも機会があったらぜひチャレンジしてみてください。本当にいい経験になると思います。あ、あと嫉妬の炎の報告も楽しみに待ってますよー(笑) ぜひくらしの宿Cocoroで語り明かしましょうぜ。

 

ご予約はこちらから

 

フフフ。お待ちしてます♪

 

 

 

 

 

稲は育つよスクスクと。そして明日から営業再開でーす♪

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。早いもので今日で5月も終わりですね。今は農には一番ピッタリな気候です。日差しも暑さもそれほど厳しくはなく、風は涼しく乾いています。毎日外で作業するには、とても気持ちがいい時期です。

 

田植えを来月に控え、田んぼの準備を進めています。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

これは6月10日に開催の【ノンビリ♡田植えコース】の小さな田んぼ。山が近くて、本当にキレイな田んぼです。

f:id:kurashiCocoro:20200531065100j:plain

 

こっちは6月13日の【ガッツリ☆田植えコース】の大きめの田んぼ。

f:id:kurashiCocoro:20200531065144j:plain

 

まー、美しい♡ どちらも田んぼらしくなってきましたよ。

 

「田んぼらしくって、田んぼなんだから当たり前でしょ」と思われたアナタ。フッフッフ、実は違うんですね〜。

 

田んぼって普通は秋から春にかけては水が入ってないんです。この間にね、乾燥してなんか畑っぽい雰囲気になっちゃうんですよ。一番大きな違いは土か泥か、です。畑は土だし、田んぼは泥です。でもそれだけじゃなくて、何かが違うんだよなぁ。

 

で、春になると田んぼに水を入れて、トラクターで水と土をこねて、泥にする訳です。「代かき」という作業です。これをすることで一気に畑が田んぼに変身します。

f:id:kurashiCocoro:20200531071238j:plain

 

ちなみにこの作業はとーっても地味なんですが、やってるとテンション上がります。これがきっとトラクターハイってヤツなんでしょうね。そんな言葉ないけど…。

 

このあとはひたすら田んぼに水を張り続け、水棲の生物に増えてもらいます。カエル、オタマジャクシ、ミジンコ、ミズカマキリゲンゴロウ、ミズムシ、イトミミズなどなど。

 

植物も増えますよ。ウキクサ、イチョウウキゴケ、アミミドロ。うちの田んぼには絶滅危惧種の植物もいるんですよー。

 

そして忘れちゃいけないたくさんの微生物たち。目に見えないからどなたがいらっしゃるのか分からないけど(笑)

 

肥料も農薬も除草剤も、なーんにもやらない自然栽培の田んぼなので、生物多様性だけが頼りです! みんなー、今年もよろしく頼むよ!

 

田んぼと同時並行で、稲の育苗も進めています。

 

これは種モミをまいて、一週間後の様子。発芽が始まった頃ですね。まだ芽の数がまばらです。

f:id:kurashiCocoro:20200531073117j:plain

 

それが今や、ドーン! ちょうど4週間でこんなに育ちました。田植えまであと10日。頼むから無事に育っておくれよ〜。

f:id:kurashiCocoro:20200531073240j:plain

 

と思ってたら、イキナリ獣害に!!

f:id:kurashiCocoro:20200531073418j:plain

 

コラー! ムシャムシャ食ってんじゃねー! ネコ草と違うぞ! って、大した被害でもないし、そんな目くじら立てなくてもいいんですけどね。

 

こんな感じで田んぼ、稲ともに順調でーす。

 

そしてそして! 明日からやっと営業再開です。

 

すでに何件かご予約をいただきまして、ありがたい限りです。田植えイベントに合わせて宿泊もできますので、ご興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせくださーい。

 

ご予約はこちらから

 

よろしくお願いします!

田植えイベント、開催しまーす!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。郡上では連日気持ちの良いお天気が続いています。そして先日お伝えした田植えイベントの詳細が決まりましたので、ご報告します!

 

今回は田植えイベントを2回に分けて開催します。それぞれ内容が違います。お時間のある方はぜひ田んぼに遊びに来てくださいね。

  

田植えイベント第1弾

【ノンビリ♡田植えコース】

私たちがほとんど趣味で育てたタイ米ともち米を、4畝(400平方メートル)くらいの小さな田んぼに1本ずつ手で植えます。子どもちゃんのいるご家族や、初心者さんに向けたゆるゆるコースです。

 

しかも田植えイベントとしては掟破り(そんな掟あったっけ?)の平日開催!です。

 

一体どんな方が来てくださるのか、はたまた誰も来ないのか…。今から超ドキドキでーす。

 

日時:

6/10(小雨決行、大雨など悪天候の場合は中止です)

 

時間:

朝9時集合~お昼くらいまで

 

場所:

郡上市大和町牧集会場(大和町牧1290-1)の隣にある小さな田んぼ

 

駐車場:

牧集会場

 

参加費:

大人1000円、中学生以下500円、未就学児無料(傷害保険付き) 

※小さな子どもちゃんも田植えに参加できますが、必ず保護者同伴でお願いします。

 

募集人数:

20名くらい

 

持ち物:

田靴、水分、帽子、タオル、着替え、カッパ(雨天時)、おやつなど。

 

作業ができる格好でお越しください。普通の長靴は泥がまとわりついて作業ができませんので、できればホームセンターなどで売っている田んぼ用の「田靴」をご持参ください。田靴がない場合は、捨ててもいい靴下かストッキングをはいて作業ができます。素足での作業は小石などがあるので、オススメいたしません。あと子どもちゃんの着替えは余分に持ってきた方がいいですよ〜。

 

作業終了後のお楽しみ

【ノンビリ♡田植えコース】タイ米が植え終わる頃に、美味しいタイ料理のお店「真泉(しんせん)」さんがキッチンカーで出店に来てくれますよ〜。

 

出店は11時から14時までです。売り切れ次第閉店なので、お早めにどうぞ。売り切れが心配な方はご予約も承ります!  

 

f:id:kurashiCocoro:20200519111250p:plain

日本料理とタイ料理がメインの自然と自家製にこだわる。安心、安全で皆様が楽しく、美味しく、まったり過ごせる空間をお届けします。

しんせんさんのInstagramは @tuktuk_shinsen.555 です。ぜひチェックしてフォローしてください。

 

実はこのしんせんをやっている熊代さん(愛称・熊ちゃん)が、今回植えるタイ米の種モミを分けてくれたんですよね〜♪ 熊ちゃん、その節はホントにお世話になりました<(_ _)> そして今回もよろしくね。

 

☆当日のメニューはこんな感じでございます☆


・ガパオライス 700円
グリーンカレー 小600円 並800円
・ガイ・サテ(タイの焼鳥) 150円~
飛騨牛串焼き 500円
・タイマンゴージュース   400円
・オーガニックレモネード  400円
チェンマイアイスコーヒー 400
・タイティーブラック(フレーバーティー)400円
・葛バー(溶けないアイス)  350

  

熊ちゃんの料理は手作りで、ホント美味しいんですよ。期待度マックスでどうぞ!

 

イベントに参加されない方も、もちろんご購入していただくことができます。田植えを冷やかしに来て、美味しいタイご飯を買っていってくださーい。

 

田植えイベント第2弾

【ガッツリ☆田植えコース】

私たちが何年もタネ採りをしながら育てているイセヒカリを、一反二畝(1200平方メートル)のちょっと大きめの田んぼに植えます。本格的な田植えをやってみたいという方に向けたコースです。

 

今まで何の気なしに田植え体験に参加して、田んぼの深ーい魅力に取りつかれた人(特になぜか男性に多し)は数知れず…。ふふふ。アナタもこの機会に新しい世界に足を踏み入れてみてはどうでしょうか。

 

日時:

6/13(少雨決行。悪天候の場合は翌14日に延期)

 

時間:

朝9時集合~午後3時くらいまで

 

場所:

郡上市大和町にあるナチュラルファームCocoroの田んぼ

 

駐車場:

牧集会場(郡上市大和町1290-1)に車を停めて、徒歩5分です。

 

参加費:

大人2000円、中学生以下1000円(お昼のご飯・傷害保険付き) 

※1 小学生3年生以下の子どもちゃんは田植えには参加できませんので、【ノンビリ♡田植えコース】にご参加ください。

※2 中学生以下の子どもさんは保護者同伴でお願いします。

 

募集人数:

20名程度

 

持ち物:

田靴、水分、帽子、タオル、着替え、カッパ(雨天時)、おやつ、マイ箸やマイ皿など。

 

作業ができる格好でお越しください。普通の長靴は泥がまとわりついて作業ができませんので、できればホームセンターなどで売っている田んぼ用の「田靴」をご持参ください。田靴がない場合は、捨ててもいい靴下かストッキングをはいて作業ができます。素足での作業は小石などがあるので、オススメいたしません。

 

お昼ご飯について

お昼ご飯は郡上の郷土食である「朴葉寿司」をご用意する予定です。

 

持ち寄りや差し入れも大歓迎です!! 

みんなで農的距離感を確保しつつ、楽しく食べましょう。

 

マイ箸やマイ皿のご用意をお忘れなく。

f:id:kurashiCocoro:20200519095745j:plain

 

宿泊付きプラン

田植えの前日にくらしの宿Cocoroに泊まりたい。

田植えした後にくらしの宿Cocoroに泊まりたい。

 

そんなご要望にお応えして、宿泊付きプランもご用意しました。

 

田植えが終わったあとにみんなでやる一杯は最高のごちそうです! みんなで同じ作業をして、みんなで同じ釜のメシを食う! これぞ農とくらしの醍醐味です。

 

前日泊、当日泊とも料金は大人(高校生以上)9000円、子ども5000円です。田植え参加費が含まれますので、ちょっぴりお得です。

 

特に【ガッツリ☆田植えコース】の前日泊は、郡上の郷土食・朴葉寿司作りを体験していただけますので、さらにお得度アップです!

 

悪天候で田植えが中止や延期になった場合は、通常料金の大人8000円、子ども4000円に変更いたします。

 

宿泊をご希望の方はキャンセル料金や注意事項などのご説明がありますので、コチラからご予約をお願いします。

 

ご予約はこちらから

 

お問い合わせ・お申し込み先

どちらのイベントもお問い合わせ・お申し込み先は

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えてくださいね〜)

 です。

 

ご参加いただいた方は傷害保険に加入いたしますので

・参加者全員のお名前と年齢

・ご住所

・連絡先

が必要です。

 

しんせんさんのタイ料理をご予約したい方は、食べたい物と数をお申し付けくださいね〜。 

 

それではみなさん、6月の田んぼで会いましょう♪ 

 

たくさんの方にお目にかかれるのを楽しみにしていまーす。

 

やっと営業再開! そして田植えイベント開催しまーす!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。岐阜県はようやく緊急事態宣言が解除になり、ここ郡上でも営業を再開するお店が増えてきました。

 

くらしの宿Cocoroは6月1日から、営業再開しまーす!

 

ご予約はこちらから

 

いや〜、意外にも長かった(涙)

 

この間、ここぞとばかりに宿の改装と農作業に明け暮れていたので、ヒマどころかむしろ忙しかったんですけどね。

 

もちろん営業を再開したからと言って、すぐにお客さまがみえる訳ではないですけど、気持ちの上ではスッキリ感が全然違いますねぇ。やっぱり自粛って、人や周りから強制されてやるもんじゃないですよね。他者を思いやり自分からすすんで行う、というのが本来の自粛でありストレスを溜めないポイントなんだな、と改めて気づきました。

 

ご予約はこちらから

 

でも緊急事態宣言が解除されたからと言って、人の移動が急に以前のように戻るのかというと、ワタクシはそうならないと考えています。ですのでまずはお近くにお住まいの方を中心に少人数から受け入れて、時間をかけて様子を見ながら徐々にエリアや人数を拡大していければいいかなと、思っています。

 

みなさん、よろしくお願いします!

 

ご予約はこちらから(しつこいぞ)

 

とかブログを書いていたら、今まさに宿泊のお問い合わせをいただきました! 

 

えー、なんてタイミング? う、嬉しい! いつも応援していただいて本当にありがたいです。

 

ご予約はこちらから(もうええっちゅうねん)

 

…とまぁ、しつこい冗談(でも本気)はさておき、そろそろ本題に入りましょうかね。

 

緊急事態宣言下でも着々と進めてきた私たちの田んぼ。

 

いよいよ田植えの時期がやってきますね。

 

そして今年は田植えイベントを開催しますよ!

 

郡上は今、新緑がめちゃくちゃキレイです。

 

落ち着いた山の中。

 

聞こえるのは鳥やカエルの声。

 

そして無肥料・無農薬の田んぼ。

f:id:kurashiCocoro:20200519193558j:plain

 

もうね、ヤバいっす。ここ、ホントに日本だっけ? くらい、ゆるやかで気持ちい〜い時間が流れています。みなさん、ぜひ郡上に遊びに来てくださーい。

 

田植えなので三密はどこを探してもありません! 

 

みんなで楽しいノーシャル・ディスタンス(農的距離)を保って田植えしちゃいましょうね〜。

 

 

現在関係者と打ち合わせ中です。詳しくは後日発表いたします。

 

お楽しみに〜♪

宿は休めど農は続く

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。ゴールデンウィーク、ひっそりと終わりましたね。この時期の私たちは宿(家)と畑や田んぼを往復する日々です。GWもおこもりしているヒマもありません。畝を立てたり、草を刈ったり、タネをまいたり。そりゃーもうやることいっぱいです。

 

ここで一つお知らせがあります。

新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」の期限が延長されたことに伴い、くらしの宿Cocoroの休業を5月31日まで延長いたします。

 

かまどご飯が食べられるCocoro食堂も休業を延長します。

 

ご宿泊や飲食をご予定なさっていたみなさんには申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いします。

 

緊急事態宣言の是非は問いませんが、これって本当にいつか終息するのかな、という気がしないでもないです。それよりはコロナ(を含むいろんなウィルスや微生物)と共存できるような社会に変えていくことが必要なんじゃないかな、なんて思うのですが。

 

そうそう。GWの話でした。

 

私たちはあんまり外出しないし、モールなんて年に1回行くか行かないかだし、人混みが苦手だし、満員電車なんて絶対乗れないし、自粛だなんだと言われるまでもなく、そもそもそういう生活スタイルなのですね。だから家にいろと言われてもストレスが溜まることもなく、いたって例年通りの日々を過ごしました。

 

そんなGWのさなか、田んぼを一緒にやる仲間と種モミをまきました。

 

実はこの種モミをまくのが、田んぼの作業で一番大事なのです。ここをミスると今年一年を棒に振ります…。野菜はミスっても挽回できるけど、お米は毎年一発勝負なので、気合いの入り方が全然違います!

 

選別はこんな感じ。

f:id:kurashiCocoro:20200505220445j:plain

 

塩水にモミを入れ、沈んだものをタネにします。中身が充実していて重いものをタネにするのですね。

 

で、その沈んだ種モミをまいている様子がこちら。

f:id:kurashiCocoro:20200509160756j:plain

 

何気にちゃんと距離を取っていますね(笑) 屋外とは言え、用心するに越したことはないですからね!

 

そして種モミが生長する間に、いろいろと田んぼの準備をします。

 

今日は『畦塗り』を行いました!

 

田んぼは畦(あぜ)という枠で水を貯めているのですが、この畦にモグラがたーくさんいるのですね。でね、頼んでもないのに毎日どんどん穴を空けてくれるんです。水を貯めたくても、畦に穴があればそこから水が出ていってしまいます。いつまで経っても水が溜まらないなー、と思っていたら、下の畑が水浸しに…、なーんてことも実際ありました(汗) なので最初に畦塗りという作業をして、モグラの穴を埋めちゃうのです。

 

でもまたすぐに穴を空けられちゃうんですけどね。人とモグラの果てしない戦いですが、人が勝利することはなさそうです(笑)

 

畦塗りはまず田んぼに水を引き入れて、土を練ります。それを左官屋さんよろしく、畦に塗っていきます。

f:id:kurashiCocoro:20200509161935j:plain

 

Cocoro妻が「田んぼで一番好きな作業」とアツく語る畦塗り。見事な塗りっぷりです。

 

この畦塗りなんですが、今は機械で塗るか畦板というプラスチックの板を使うことが一般的で、あまり手で塗る人はいません。そんな珍しい作業に興味を惹かれたのか、ご近所さんが何人か見学に来てくれました(笑) みなさん「昔はやったな〜」と楽しそうにおっしゃいます♪ そんな昔を懐かしんでもらえるのも、手作業ならではですね。

 

ちなみに私たちの農のスタイルは、時代的には昭和30〜40年代半ばくらいをイメージしています。機械は使うけど最小限で、作業の中心は人力です。良く言えばノンビリしてレトロだし、悪く言えば時代錯誤で非効率。

 

でもね、このスタイルの何がいいって、自分たちのレベルが上がるのが手に取るように分かるんですよ。去年はヒーヒー言いながらやった作業が、今年はなぜか楽にこなせる。去年は難しいなと感じたことが、今年はうまくできる。そんな経験を過去に何度もしてきました。

 

先ほどの畦塗りを初めてやったのは2013年のことですが、田んぼを1枚塗るだけで、もう疲れ切ってヘロヘロでした。それが今やチョー楽勝。お代わり何枚でもいけます(大げさですが)。

 

不思議に思って、これはなぜなのかしら? と考えたことがあります。体力かなとか、技術かなとか。

 

でも体力が上がると言っても、ワタクシも四捨五入したら50歳。そんなに体力が上がる余地なんてありまへん…。技術もねぇ、年に一度の作業をやって、それほど技術が身につくとも思えないし。

 

で、出た結論は、去年の自分はこれができたんだ、という自信じゃないかと。ヘタだろうが、時間がかかろうが、疲れてご飯も食べれずに寝てしまおうが、とにかく去年の自分ができんだという実績(?)が、今年の作業を裏から支えてくれるんじゃないでしょうか。

 

これって機械でやってたら、あんまり実感できない部分だし、人生の中でもとっても大切な喜びだと思うんですよ。

 

とか言ってね、機械を買うお金がないって内情は、ここだけの話にしてください。

 

冗談はさておき、こんな風に農とくらしは続いて行くのさ!

f:id:kurashiCocoro:20200509164417j:plain

 

ビバ、農あるくらし!

 

宿はお休みですが、自然栽培の体験は引き続き募集中でーす。作業の内容や日程などのお問い合わせは

kurashicocoro☆gmail.com

(☆を@に変えてくださいね)

 

までお気軽にどうぞ。お目にかかれるのを楽しみにしていまーす。

 

こんな時だからこそ、もう一度「農」について考えてみる

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。ここへ来てまた雨が多いですね。なかなか畑に入れず、ちょっと体力を持てあましている農家です。

 

先日、第2回目を終えた「小さな田んぼのワークショップ」。この日は種モミの選別(塩水選)と消毒(温湯消毒)を行いました。午後からは特別講座として、トラクターの基本的な運転方法をお伝えしました。

f:id:kurashiCocoro:20200421181554j:plain

ラクターの運転はなかなかドキドキです

 

「小さな田んぼのワークショップ」は1年間、計10回で田んぼに関する農作業を全てお伝えする、という毎年ほぼ満員御礼の大人気講座なのですが…

 

な、なんと今年の参加者は2組。過去最少です!

 

これがコロナの影響なのか、ワタクシが講座の魅力を伝えきれていないのかは分かりませんが、私たちにとってはけっこう重要な問題です。

 

なぜなら、収入が減るから!

 

バーンと冒頭から身も蓋もなくぶっちゃけてみましたが(笑)、実はそれだけではありません。

 

私たちのライフワークである「小さな農家を増やす」ことが、危機に面しているからです。

 

農ってね、いきなり始めることはできないんです。畑を見つけて、地主さんを探して、交渉して、借りて、草を刈って、開墾して、タネをまいて、って1つ1つプロセスを踏まないとできません。

 

朝起きて「よし、今日から農を始めよう」って思っても、実際に野菜が収穫できるのは何ヶ月も(ひょっとしたら1年以上も)先なんです。

 

コロナの影響で、今後の日本では間違いなく食料が不足します。そんな時にどうするのか? 買いだめでなんとかしのぐ? そもそも日本に入ってこないものを買いだめることなんてできませんよね。じゃあどうするのか? 今から自分たちが食べる物を自分たちで育て始めないと間に合わないとワタクシは思います。

 

こんな状況ですが、知り合いの農家で焦っている人って、実はほとんどいません。なぜなら食料を自分たちでなんとかできると分かっているからです。つまりある程度自給できる自信があるからなんですね。食べ物があることほど安心なことはありません。

 

 

 

もうブログでも何回か書いてますけど、ワタクシが農家になろうと決意したのは2011年の3月11日です。そして実際に農家として独立したのが、2012年の4月1日。これってプロ農家としてはけっこう速いペースなんですけど、でもこの時点ですでに1年以上経ってますよね。

 

特にプロを目指す場合は習得しなくちゃいけない技術だとか、行政とのやりとかがたくさんあるので余計に時間がかかるんですが。でも畑や田んぼを持っていない一般の方が自給用の農を始める時だって、同じように大変です。

 

一番大変なのは、自分に合った畑を見つけることだと思います。次が栽培技術かな。

 

私たちは以前は広大な畑を借りていたので、その1部を利用して「自然栽培の貸し畑」をやっていましたが、郡上に来てからはそれほど畑に余裕がないので、貸し畑はやっていません。

 

でも私たちが今までに身につけてきた栽培技術を教えることはできます。

 

それが「小さな田んぼのワークショップ」であり

kurashicocoro.hatenablog.com

 

「農とくらしのワークショップ」です。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

後者は基本的には子ども向けの内容ですが、もちろん大人が参加してもらっても問題ありません。特にこの時期は夏の収穫に向けていろんな作業が学べるオススメの時期でもあります。

 

無肥料・無農薬・自家製堆肥・不耕起・固定種・タネ採り。

 

こんなキーワードにピンと来た方は、ぜひアクセスしてくださいね〜。今は雨天を除くほぼ毎日、受け入れ可能です。お問い合わせ先は

 

kurashicocoro☆gmail.com
(☆を@に変えて下さいね)

 

までお願いします。こんなことを学びたい、というリクエストがあれば、できるだけそれに沿った内容のプログラムを組みますよ。

 

あ、あと「小さな田んぼのワークショップ」なんですが、例年は通年参加(計10回)のみなのですが、今年は単発での参加も受け入れています。田んぼのココが知りたいんだよな〜という方は、日程と内容をご確認の上でぜひご参加ください。次回は5月3日。タネモミをまきますよ〜! それ以降の詳しい日程と内容は上記のブログ記事をチェックして下さい。

 

通年参加もまだまだ受け付けます。通年参加は33,000円(1グループ)、単発での参加は大人お一人さま3,000円、子ども1,000円(保険料込み・小学3年生以下は無料)です。子どもだけでの参加はできません。

 

みんなで作業して、美味しい野菜とお米を食べましょうね〜♪ ご参加お待ちしてまーす。

 

Cocoro工務店、今日も張り切ってます!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。昨晩ですが、岐阜県の要請を受けて、Facebookでこのようなお知らせをしました。

 

【臨時休業のお知らせ】
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月18日より5月6日まで、くらしの宿Cocoroの営業を自粛いたします。 
 
かまどご飯が食べられるCocoro食堂も合わせてお休みいたします。
 
ホントなら4月に正式オープンだったので、それに向けてイベントを企んでたんですけどね~。
 
こんな時期ですけど宿泊できますか? というお問い合わせも何件かいただいていましたが、県の要請を受け休業することに決めました。
 
コロナが収束したら、またみなさんとワハハと笑えるオーガニックな農泊を再開します!
 
みんなで一緒にこの難局を乗り切っていきましょう。きっと大丈夫ですよ。
 
それではしばらく隠居します(笑) みなさん、よろしくお願いしまーす。

 

みなさん、ご理解とご協力をよろしくお願いします<(_ _)>

 

 

コロナ、本当に大変ですよね。

 

最後に宿泊のお客さまをお迎えしてから今日でちょうど2ヶ月。この間、お客さまは一人もいらっしゃいません…。ううっ、これはけっこう本気で死活問題だぞ。 

 

と思いきや、実は毎日やることがあって意外と忙しくもあり、しかも心が躍る日々を過ごしています。特に長い冬が終わって春が始まるこの時期は、畑や田んぼが始まるので農家にとってはワクワクの時期なんですよ♡ う〜ん、やっぱり農はいいな!

 

 

なんて前フリをキッパリと無視しまして(笑)、外壁塗装を行いました!

 

家の外観を変えると、家の印象はガラッと変わります。お手軽に家のイメージを変えてみたいと思っている方にオススメなんですが、気軽に業者さんに頼むと大変な金額に目玉が飛び出します。

 

うちもザックリ見積もって40万円程度…。足場を組んだら60万円オーバー。

 

ハハハ。2ヶ月もの間お客さまゼロ運動を続けているくらしの宿Cocoroに、そんな余裕あるかーい! ついでに言うと、通常通りにお客さまがいらっしゃっても、私たちにそんな余裕はございませんぜ!

 

という訳で、ここはやっぱりDIYで挑んでみました。塗る面積は1階と2階を合わせて、約44㎡。これを夫婦2人で塗っちゃおうという計画です。

 

技術はないけど、チャレンジ精神だけは旺盛なCocoro工務店の奮闘っぷり。どうぞお楽しみくださ〜い♪

 

目次です。

 

外壁塗装のやり方

手順① 清掃

まずは何がなくとも、現場をお掃除します。作業の基本中の基本ですね〜。家の周りはキレイになるし、いつの間にやら溜まっていたゴミも捨てれるし、まさに一石二鳥だわ。

 

壁の周りの荷物を片付けたあとは、壁をキレイにします。

 

壁は高圧洗浄機で洗ってもいいんですけど、トタンのすき間から水が入って土壁が湿るのがイヤだったので、タワシでゴシゴシ磨いて、あとは雑巾で拭き取りました。実は高圧洗浄機って、思ったほどこびり付いた汚れをキレイしてくれません。これは昨年屋根のトタンを塗った時にも同じ事を思いました。

 

なのでちょっと手間と時間はかかりますが、「タワシ(もしくはデッキブラシ)&雑巾」をオススメしますよ! 磨いて拭き取る。磨いて拭き取る。大事なので2回言いました。そういや映画『空手キッド』にもそんなトレーニングがあったな。古すぎて分かる人いないよな。

 

手順② 養生

これも基本です。塗りたくない場所や汚れたら困るところを養生していきます。家の中を塗る時ほどではありませんが、それでも養生をしっかりやると塗ったあとの出来映えが全然違いますよ!

 

養生に使うのはこの2つです。まずは1つめ。

 

その名も「コロナマスカー」! このご時世なんで名前がちょっとアレですが、養生界の帝王と呼べるくらい頼りになるヤツです! 窓ガラスや床なんかを養生するのに使います。

 

緑の布の部分がテープになっていて、その下に薄いビニールが付いています。ビニールの幅が何種類かありますが、いろいろ使ってみた結果、この1100ミリが長すぎず短すぎず一番しっくりきました。

 

もう一つはコチラ。

 

言わずと知れたマスキングテープ。本来の使い方はこういう養生なんですね〜。

 

これも幅が何種類かあります。うちではこの18ミリと40ミリを併用しています。狭いところは18ミリ、広い場所には40ミリを使うと、ロスが少なくていいです。

 

この2つのアイテムで、ピピーッと養生していきます。

f:id:kurashiCocoro:20200418103402j:plain

マスキングをすると仕上がりが全然違います!

 

基本的には四方と、 あとは塗料が付いたら困るところをしっかりと覆います

 

実はもう一つ、DIYではとっても有効なアイテムがありますので、後ほどご紹介しますね!

 

手順③ 塗装

さーて、いよいよ待ちに待った塗装開始です!

 

ただ困ったことにですね、いざ塗り出すとなかなか塗っている最中の写真が撮れないんですよ…。気をつけていても、そこはしょせんシロート。手や服がペンキでベタベタに汚れてしまうから、スマホを持ちたくても持てないのですね。カメラマンがいてくれるといいんですけどね。

 

という訳で、塗り始めの(貴重な?)1枚がコチラです!

f:id:kurashiCocoro:20200418105401j:plain

しかしトタンの劣化がすさまじいな…

 

まずはハケで周囲とトタンが重なっている部分を塗ります。その後ローラーなどを使って、一気に全面を塗っていきます。

 

で、写真が小さくて見えづらいと思うのですが、奥に雨樋があって、養生しているのがお分かりでしょうか? この養生は新聞紙です。新聞紙をクルクル巻き付けて、テープで留めています。

 

先ほどの名前がちょっと残念な(しつこいぞ)コロナマスカーを使ってもいいのですが、樋のような棒状の物は、新聞紙の方が圧倒的に使いやすいのでオススメです。

 

そして全面を塗って、完成した写真がこれです。

f:id:kurashiCocoro:20200418110105j:plain

ピカーン☆ ってなりました

 

おお、スタート地点が悪すぎたからか、ものすごくキレイに見えるぞ(笑) 

 

これで自信がつきました。DIYで大事なのはこのやり方でいいんだ!という自信なのかもしれませんね〜。気分良く調子に乗って、どんどん塗り進めていきます。

f:id:kurashiCocoro:20200418111628j:plain

次は2階です。左側から磨いているところ

 

1階と2階を塗り終わって、完成したのがこちらでーす。所要日数は約3日でした。

f:id:kurashiCocoro:20200418112117j:plain

できましたー!

 

移住する前に同じような角度で撮った写真があったので、それもアップしておきます。

 

おお、これぞ衝撃のビフォーアフター 

 

…というほどではなかったですねぇ(笑) 自己満足と客観的な評価がズレるって、こういうことなんですね。よーく理解できました。

f:id:kurashiCocoro:20200418112442j:plain

これは2018年の6月頃の写真ですね

 

こんな工務店ごっこを楽しんでいますが、くらしの宿CocoroおよびCocoro食堂はしばらく休業に入ります。

 

でも農業体験は随時受け付けいたします!

 

農に待ったはないですからね〜。

 

あと当初は3月いっぱいを予定していた子どもたち向けの「農とくらしのワークショップ」も、引き続き行います。3日前までにご連絡をいただければ、子どもたちに合わせたプログラムを組んで受け付けます。詳しい内容は以前と同じですので、こちらをご一読ください。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

それではみなさん、必要以上にコロナを恐れず、おだやかなくらしを送りましょう。

私たちは食べたものでできている、らしいですよ

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。久しぶりのブログ更新ですが、決してサボっていた訳ではありません(キッパリ)。あれをやったり、これをやったりしているうちに、いつの間にか半月くらい経っていたんです。いやー、時間が経つのはホントに早いものですねぇ。な〜んてちょっと詠嘆口調で言ってみましたが、決してサボりをごまかしている訳ではありません。

 

えーと、今回はですね、私たちがこの時期にどんなものを食べているのかをお伝えしたいと思います。

 

この時期って言いましたけど、実は今はちょうど端境期なんですね。

 

端境期って難しい単語ですよね〜。「はざかいき」と読みます。季節が移り替わって、ちょうど野菜が採れない時期のことを言います。農の世界ではよく聞く言葉ですが、漢字で書けと言われてもワタクシ、絶対書けませーん! 

 

スーパーに行くと年がら年中いろんな野菜が並んでいるので、なかなかこの端境期を感じることは難しいですよね。でも私たちは野菜をほぼ全て自給しているので、自分たちで育てた野菜が採れない時は、それはそれは苦労する訳です(涙)

 

で、そんな時期にどうやってくらしているかと言いますと…

 

 

その辺から採ってくる(笑)

 

 

あ、誰かが育ててる野菜を盗ってくるんじゃないですよ! 野草を摘み取ってくるんです。

 

本日の獲物はコレでーす!

f:id:kurashiCocoro:20200412201808j:plain

左からウシハコベ、ハルジオン、あずき菜でーす

 

マリーアントワネットが「野菜がないなら草を食べたらいいんじゃなくって?」と言ったかどうかは知りませんが(絶対言ってねーな)、日本人のくらしと野草って、密接な関係があったんですよ。

 

江戸時代には栽培している野菜よりも、野草を多く食べていたというデータがあります。近いところでは戦後に食べるものがなくなって草まで食べた、という話も聞きます。でもこれ、別に緊急事態だったからではなくて、そもそも日本人が野草を美味しく食べる食文化を持っていたからだと、ワタクシは理解しています。

 

そんな日本の伝統にのっとって、という訳では全然ありませんが、私たちはこの時期せっせと野草を採っては食べ、採っては食べしています。

 

って書いていてなんですが、これチョー貧乏でイタい話ですかね? 

 

個人的にはどちらかというととっても豊かな話だと思っているのですが…。ま、いいや。楽しめる人は楽しんで下さい! 楽しめない人は…、ゴメンね。

 

ちなみに今日の料理はこんな感じ。まずはウシハコベからどうぞ!

f:id:kurashiCocoro:20200412203513j:plain

 

アッサリとゴマ和えにしてみました。

 

ウシハコベはクセが全くなくて、ホウレン草よりも食べやすいくらいです。今日はアッサリと仕上げてみましたが、ベーコンや卵など、動物性タンパク質と合わせてコッテリさせても美味しそうです。

 

お次はハルジオンです。

 

このハルジオン、畑に生えるとやっかいな雑草です。タネでバンバン増えるし、根っこは太いし、背が高くなるし、大きく育った茎は固くてなかなかカマでは刈れません。

 

でも食べられるんですよね〜。食べられると分かると、イキナリ呼び名が雑草から野草に変わりますね(笑) そして急にいとおしく見えてくるのは、なぜでしょうかね〜。人間ってホント身勝手ですね〜(笑)

f:id:kurashiCocoro:20200412204035j:plain

 

今日は鰹節とお醤油でさっぱりと、おひたしでいただきまーす。

 

ハルジオンはちょっとクセがあります。春菊をもう少し強くしたような感じかな。でも食べていても口の中はギシギシしないので、シュウ酸は少ないみたいです。栄養価はかなり高そうですね。

 

ワタクシは苦手ではないけど、あまり得意でもない味です。とか言いながら、しっかりいただきましたけど。好き嫌いは先進国にしかない概念だ、と聞いたことがあります。でも実際に食べる物がないと、好きとかキライとかあんまり意味をなさないみたいですね(笑)

 

ハルジオンの食べ方は野草に詳しい方によると「天ぷらがオススメ」らしいのですが、すいません。ちょーっと発言させてもらっていいっすか。

 

天ぷらってね、物を食べるときの最終手段なんですよ。

 

どうしてかと言うと、油を大量に使う天ぷらという料理が、とても不自然だからです。今はお金を出せばいくらでも油が買える時代だけど、あの量の油を自給するなんて、人類の歴史から考えてもほぼ不可能なレベルなんですよ。

 

だから江戸時代の天ぷらって高級品だったんです。そして家康が天ぷら食べすぎて死んだんです(諸説あり)。

 

そんな最終手段をね、軽々に「オススメ」とか言っちゃダメですよ。どうしても天ぷらじゃないと食べられない、そんなラスボスレベルの野草があれば、そんな時は「基本的には食べられないけどどうしても食べたいなら、天ぷらにすれば食べられるよ」と教えて下さい。

 

話を戻して、本日のラストを飾るのはコチラ。

 

あずき菜!

 

郡上の人が大好きな野草です。正式名称は「南天萩」と言います。春に採れるマメ科の野草で、とても美味しいです。

 

ただ、育つ地域が限られているようで(pHの関係でしょうか?)、どこでも採れる訳ではありません。

 

郡上の人は春になると、このあずき菜を採りにあちこちに出かけます。あずき菜が話題に上ることもよくあります。昨日はお隣の奥さんがレジ袋いっぱいにあずき菜を採って帰って来られました。

 

普通は茹でておひたしにするんですが、今回は

f:id:kurashiCocoro:20200412210351j:plain

 

スパゲティにしてみましたよ! ワタクシの数少ない得意料理の1つです。

 

味付けはニンニク、塩、いしるで。食べ終えてからレモンも入れたら良かったなーと思いましたが、これは次の機会に。

 

とまぁ、こんなよく分からないものを食べて、私たちは毎日のくらしを楽しんでいます♪

 

まぁこれを食べているからどうということではなんですが、こういうくらしをずっと続けていると、たとえコロナが来ても生きていけるんじゃないかなー、という安心感がありますよね。

 

大変な時期です。くらしの智恵をつけて、みんなで乗り越えていきましょうね〜。

 

なかなか旅行に出かけるのも難しいとは思いますが、コロナが落ち着いたらぜひ郡上に遊びに来て下さいね。お待ちしてまーす♡

くらしの宿Cocoroに暖簾が付きました!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。今日は暑いくらいの一日でした。春が遅い郡上でも、そろそろ桜のつぼみがふくらんできましたよ。今年はどんな桜が見れるのかな〜。うちの近所にはとても素敵な桜街道があるので、今からとても楽しみです。

 

実はコロナ騒動が勃発して以来、くらしの宿Cocoroのご予約はゼロです。ここ1ヶ月、宿泊のお客さまはお一人もいらっしゃっていません。

 

でもね、こういう時が本当に大切なんです。

 

焦らず、迷わず、今やるべきことをしっかりとやっていく。

 

それが『くらしの在り方』です。

 

 

ピンチはチャンス。

 

腐らず、恐れず、自分と向き合って日々を過ごしていく。

 

そんなくらしを心を込めて送っていきたい。

 

 

 

 

…な〜んて、思うわけないやろ!

 

 

くそー、コロナめ(怒)

 

ちょびっと怖いし、かと言ってどうしたらええか分からんし、ホンマええ加減にせえよ! 

 

でも人間はそんなに弱くないぞ! 絶対巻き返したるからな! 

 

と、ビビりまくって本音を吐いて少しスッキリしたところで、本題に入りますね〜(笑)

 

あ、ご宿泊のお客さまがゼロなのは事実なんですが、実際には友だちやら昔のご近所さまやらが遊びに来てくれて、それなりに楽しい日々を過ごしていますよー。畑の仕事も増えてくるしね。収入はないけど、やりたいことがいっぱいです!

 

さてさて、タイトルにもありますように、くらしの宿Cocoroにようやく暖簾が付きました!

 

こんなにも時間がかかってしまったのには訳があって、京都の老舗暖簾屋さんに注文して待つこと半年、ようやく暖簾が届いたんですよ!

 

…というわけでは全然なくて、ただ単に暖簾をどうやって自作したらいいのか、よく分からなかったからなんですね(笑)

 

私たち、どこかに頼むという発想があまりないんですね。何か欲しければ、基本的には自分たちで作ります。技術的にどう頑張ってもできないものは買います。まず作るという発想から入ると、本当に必要なもの以外は余計なものを買わずに済むからいいですよ(笑)

 

暖簾を作ろう、と思い立ったのは今をさかのぼること1年くらい前かなぁ。お店なんだから暖簾はあった方がいいよね、と思い計画を立てたのです。

 

それから暖簾の歴史や種類なんかを調べ始めたらもう大変…。

 

暖簾には関西風と関東風があって、暖簾を棒に取り付ける作法や、布の長さが異なるんですねー。枚数もいろいろだし、暖簾の棒を支える形にも屋根からつり下げるものや柱から水平に支えるものなどいろいろあって…。

 

調べれば調べるほど奥が深くて、段々とイヤになってきちゃったんですよね(笑)

 

なので、ここはもう自分たちで考えてオリジナル路線で行くしかない! と決断し、制作に取りかかったのが今年の2月下旬のことでした。

 

構想は1年、作り出してからは1ヶ月弱という、長いのか短いのかよく分かんない暖簾プロジェクトです!

 

実は今回はほぼ8割方、相方の仕事です。ガサツで細かい仕事ができないワタクシには写真を撮るくらいしかできることがありません。

 

まずは裁縫の本を見て、手順通りに作業を進めます。

f:id:kurashiCocoro:20200323213358j:plain

本を見ながら暖簾制作が始まりました!

 

次にミシンでダダダーと縫っていきます。

f:id:kurashiCocoro:20200323213635j:plain

ワタクシはミシンも使えないので全て相方任せです

 

暖簾の支柱にする棒は、近所の河原から竹を切ってきました。

 

切ったばかりの青竹を火であぶると水分と油が出てくるので、それを布でゴシゴシとしごきます。この火あぶり〜拭き取りの作業をすることで竹にツヤが出て、いい表情になります。

 

棒を通す支えは、以前に棚をつくった時のヒノキの板が余っていたので、それをカットして使いました。切って削って、オイルを塗り込みます。木目がキレイに出たので、なかなか良い感じになりました。あ、これはワタクシが作りましたよ! 久しぶりのお仕事なので太字でアピールしています。

f:id:kurashiCocoro:20200323214251j:plain

ん〜、なかなか良い感じにできましたよ!

 

支えはネットで調べるといろんな形があるのですが、宿の雰囲気に合わせてできるだけシンプルな形状にしてみました。

 

最後は暖簾に屋号を書きます。

f:id:kurashiCocoro:20200325222212j:plain

文字をくり抜いていきます

 

くらしの宿Cocoroのロゴを作ってくれたのは、岐阜県のデザイン界では知らない人以外はみんな知っている(当たり前だ)、コモレビデザイン舎のユゲヒデカさーん。

f:id:kurashiCocoro:20200326190301p:plain

べっぴんさんや♡

 

専業で農業をやっていたころから、うちのデザインをずーっとお願いしています。このブログのワタクシのアイコンも、ユゲヒデカさんデザインです。

 

そのロゴを拡大して、くり抜いたところに色をつけていきます。暖簾が濃いグリーンなので、文字は茶色(チョコレート色)にしてみました。計算通りにキレイに見えるといいのですが。

f:id:kurashiCocoro:20200325222949j:plain

細かい作業が続きます

 

そしてできあがったのが、こちらの写真でーす!

f:id:kurashiCocoro:20200323211601j:plain

やっとできたー! 嬉しーい!

 

う〜ん、素敵だな。青空に暖簾が映えるなぁ。アイロンかけてなくて、くしゃくしゃなところも愛嬌があるなぁ。

 

…って、親バカ過ぎる…。

 

ちなみに、この暖簾の制作費ですが

 

  • 布→無料(家にあった)
  • 棒→無料(河原から切ってきた)
  • 支え→無料(以前にDIYした残り)
  • オイル→無料(以前にDIYした残り)
  • 文字用ペイント→600円
  • 道具→800円(支えに穴をあけるドリル)

 

というわけで、合計1400円なり。

 

ちなみに外注に出すと最低でも2万円はいっちゃいますね。

 

ビバ、DIY

 

わーい、できたよーと喜んで暖簾をかけて、二人で眺めていたら、通りかかったご近所さんがひと言

 

お店みたいでいいねぇ♡

 

アハハハハ。実際にお店なんですけどね(笑) お客さん、ゼロだけどさ(涙)

 

そんなお店みたいなくらしの宿Cocoroに、ぜひ遊びに来て下さい。ご予約はコチラから。

ご予約はこちらから

 

今ならいつでもアッサリご予約が取れますよ。よろしくお願いしまーす!

子どもたちと踏み込み温床作り《踏み込み編》と、子どもたちを受け入れて思ったこと

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。三連休、終わりましたね。世の中では自粛ムードが漂っていそうですが、みなさん、楽しい連休を過ごされましたか?

 

さて、今月から始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」。毎日ではないですが、いろんな子どもたちが来てくれて、楽しい時間を過ごさせてもらっています。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

しかし子どもって、めちゃくちゃ元気やな〜! 

 

どこにそんなに体力あるのよ? とビックリしちゃいます。しかし作業が始まると途端に「疲れた〜」とか言い出すのは、もはやお約束ですね(笑)

 

そんな体力あるんだかないんだかよく分からない子どもたちと作った踏み込み温床。今回は《踏み込み編》、ラストでーす。

 

目次です

 

仕込んだ落ち葉の温度は上がったのか?

前回の《仕込み編》は、温床の材料を仕込んだところで終わりました。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

その3日後の温度がこちら。

f:id:kurashiCocoro:20200321172221j:plain

材料を混ぜて水をかけておいたところ3日で60℃まで上がりました!

 

まずまずです。でも水分不足で温度が上がっていないところもありました。そこはもう一度水をかけて、充分に湿らせてから踏み込んで行きます。

 

作業その①

穴を掘る。

 

まずは材料を踏み込むための穴を掘ります。これは仕込んだ量によるのですが、今回は幅1メートル、長さ1.8メートル、深さ40センチの穴を掘りました。

f:id:kurashiCocoro:20200321172736j:plain

ドンドン掘り進めていきまーす

 

本当は60センチくらいの深さにしたかったのですが、下に行くにつれて大きな石が多くなってきて、仕方なく40センチで断念しました。

 

体積にして0.7㎥くらいですね。これだけでもけっこうな大きさですが、以前はこの3倍くらいの穴を掘って、踏み込み温床やってたんですよね…。自分でもヒエーッてなるくらいの量ですね。そりゃー、毎日忙しいはずだわ。

 

作業その② 

枠を作る。

40センチの深さではせっかく仕込んだ材料を全て踏み込めないので、高さ60センチの枠を作ります。

 

その辺にある端材を持ってきて、長さをそろえてからビスで留めていきます。

 

子どもたちにはワタクシがカットした板を、クイにビスで留めてもらう作業をお願いしました。最初は全然電動工具が使えなかった子どもちゃんも、見守っているうちにドンドン上達していくから不思議ですね〜。

f:id:kurashiCocoro:20200321173448j:plain

慣れない電動工具で作業をする子どもちゃん

 

こういう時は注意するポイントだけ伝えて、あとは好きにやってもらうに限りますね〜。自分たちで工夫して、ドンドン上達していきます。

 

作業その③

踏み込む!

ようやく踏み込み開始でーす! 踏み込み温床とか言いながら、やっと踏み込むところまでこぎ着けました。前回も同じこと言ってますけど、いや〜、ホントに長い準備でした(笑)

 

先ほど掘った穴に枠を乗せ、そこへ材料を投入! そしてガンガンと全力で踏み込んで行きまーす!

f:id:kurashiCocoro:20200321174025j:plain

ひたすらガンガンと踏み込みます!

 

が、ここでちょっと誤算が。

 

子どもたちが踏んでも踏んでも、落ち葉が踏み固められずにフワッとしてるんですよ。

 

不思議に思って「体重何キロあるの?」って聞いたら「30キロくらいかな」だって。

 

子どもって、体重軽いんですね〜。

 

自分が子どもだった時なんてはるか昔のことなので、そんなに体重が軽いことなんてすっかり忘れていましたよ(笑)

 

ま、そこは大人の実力(ぜい肉か?)でカバーすることにして、みんなでひたすら踏み込んでいきます。そして1時間くらい経過した頃、ある程度予想はしていましたが、案の定

 

「疲れた」「飽きた」

 

の大合唱〜♪ うん、うん、そりゃそうだよね〜。本音を言うとこの作業って、大人でも退屈だからね〜(笑)

 

ということで苦肉の策でしりとりをしながら、頭と体を使って踏み込むことに。というか足の疲れを頭を使うことでごまかそう大作戦です! そして午後1時から踏み込んで、3時半くらいには無事に作業を終えました−!


子どもたち、本当にありがとう! おっちゃんはなかなか楽しかったぞ。

 

子どもたちを受け入れてみて

コロナで突然休校になって、親御さんも子どもちゃんもさぞ大変だろうと思って始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」ですが、いざやってみたらなーんてことはない。助けてもらったのはワタクシたちだった、というオチでした。

 

子どもたちへの食材を届けてくれた人。

 

寄付をしてくれた人。

 

サポートに来てくれた人。

 

この誰かを助けるためにやったのに、結果的には自分たちが助けてもらっている。そんなこと、実は今までにも何度もありました。というか、私たちのくらしはそんな善意の循環で成り立っていると言っても過言ではありません。

 

こういう流れってホント不思議だよな〜と思いつつも、でも世界って実際にはこうやって回っているんだろうな、と実感せずにはいられません。

 

大切なのは善意の流れを止めないことなんだろうなぁと思っています。

 

他者に対してできることって、日々いっぱいありますよね。自分たちのくらしはもちろん大切なんですが、それを支えてくれている誰かへの感謝の気持ちを常に持ち続けること。そしてそれを具体的な行動に変えていくこと。

 

それがあれば、世界ってめっちゃ豊かに回ってくんじゃないの?

 

子どもたちを受け入れてみて、そんな風に感じました。

 

3月いっぱい、まだまだ「子ども向け 農とくらしのワークショップ」やってます! これからやる予定をしている作業は

 

  • ぶどうの苗植え
  • 家の裏の整備
  • トタン外壁の塗装
  • 縁の下の掃除
  • ビニールハウス建て

などなどです。我こそは(というかうちの子どもこそは)という方、ぜひご参加くださーい。お申し込みは

 

kurashicocoro☆gmail.com
(☆を@に変えて下さいね)

までお願いします。ご不明な点なども、こちらからどうぞ。

よろしくお願いしまーす♪
 

子どもたちと踏み込み温床作り《仕込み編》

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今月から始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」。一部の地域では学校が再開されたりしていますが、まだまだ窮屈な思いをされている方もみえるようです。早くコロナが治まってくれないかな〜。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

さて、前回は「踏み込み温床とはなんぞや?」

子どもたちと踏み込み温床を作ってみたけど、踏み込み温床ってなんだろう? - くらしの宿Cocoroのブログ

という説明だけで終わってしまったので、今回は満を持して、どんな風に踏み込み温床を作ったのかをレポートしますよー!

 

目次です

 

踏み込み温床の材料とは

踏み込み温床に必要なのはコレだけです。

  • 落ち葉
  • 切ったワラ
  • モミガラ
  • ヌカ

鶏糞などを入れる方法もあるのですが、改良式では使いません。理由は鶏糞が発酵する時にガスを出して、これで野菜の芽がやられちゃったりするのですね。

 

作業その①

落ち葉を集める。

まずは落ち葉集めに山に入ります。子どもたち、それだけでテンションが上がってしまい、すでに作業どころではありません(汗) とうぜん写真もありません(涙) ま、状況がいかに大変だったか察してください。

 

落ち葉にはいろんな菌が付いています。そして山にはいろんな種類の木がはえています。それぞれの落ち葉に固有の菌が付いていて、この菌たちに頑張ってもらうのですね〜。

 

余談ですが時々

 

「◯◯菌を使おうと思うのですが、どう思われますか?」

なんてご質問をいただくのですが、菌を買う必要はありませんとお答えしています。

 

だいたい菌ほど不安定なものはないので、よそから持ってきた菌を定着させるよりも、その土地にすでに根付いている菌の方がずっと有効です。しかもタダやしね(笑)

 

今回は2立米ほど仕込む予定なので、半日かけて一輪車に10杯ほどの落ち葉を集めました。

 

なーんだ、一輪車に10杯か。楽勝だぜ、と思われた方。甘いっす。一輪車にフワッと10杯なら確かに楽勝なんですが、実はコレ、一輪車にギューギューに押し込んで10杯です。

 

計測を始めると、山のように集めた落ち葉がみるみる減っていきます。ホントに足るのかしら、というくらい減ったところで、何とか10杯確保できました!

 

作業その② 

ワラを切る。

通常の踏み込み温床ではワラはカットせずに長いまま使いますが、改良式では交ざりをよくするために、あらかじめカットしておきます。

 

今回は「押し切り」という道具を使いました。

f:id:kurashiCocoro:20200319175851j:plain

押して切る道具です。まさに名は体を表す、って感じです

 

こいつでザクザクをワラを刻んでいきます。さすがにこれは子どもには触らせられないので、ワタクシが一人で刻みます。

 

そしてやっぱり子どもたちのテンションがー!

 

と思いきや、意外と静かに、そして慎重にワタクシの作業を見守ってくれました。

 

押し切りって見るからに危なそうなシロモノなんですが、そういうのを瞬時に察知するんでしょうかね。う〜む、子どもの直感力、恐るべし…。

 

ワラは落ち葉と同量です。刻むだけなのでそれほど時間はかかりませんが、お米を育てていない人はこのワラを確保するのが大変です。ホームセンターとかで買うとめちゃくちゃ高いしね。踏み込み温床を作りたい人は、前年のうちにお米をやっている農家さんからわけてもらうといいかもしれませんね。

 

作業その③

材料を混ぜる。

さて、ようやく仕込み開始です! いや〜、長い準備でした(笑)

 

でも農作業って、そんなことの連続です。タネをまいたり、苗を植えたり、というのはそこまでの準備が終わった、いわば仕上げみたいなものなんですね〜。

 

仕込みはこんな感じ。お、ようやく本日1枚目の写真が撮れましたよ!

f:id:kurashiCocoro:20200319180643j:plain

一輪車で材料を運びまーす

 

材料は軽いものから順に重ねていきます。でも今回は軽いものばかりなので、あまり順番は気にする必要はないかな?

 

最初に重ねる形は平たく、丸く。それぞれの材料で層ができて、まるで大きなホットケーキのような外観になります。子どもたちも

 

「お料理作ってるみたい」

 

と、楽しんで作業していました。

 

で、そこに水をたっぷりかけたら、山にしていきます。

f:id:kurashiCocoro:20200319181133j:plain

こんな風に山にして積みます

 

写真ではちょっと大きさが伝わりづらいんですが、直径3メートル、高さ1メートルくらいでしょうか。子どもたちが頑張ってくれたので、まずまずの量が仕込めました!

 

仕込みはこれにて終了! あとはここにブルーシートをかけ、発酵熱で蒸らします。

 

個人的にはここが「改良式踏み込み温床」の最大のキモだと思っています。蒸らすことで材料全体に水分と熱が伝わり、ムラのない均一な発酵につながるのですね〜。

 

というわけで、あとは数日後に温度が上がるのを待つのみだ。

 

果たして無事に温度は上がるのでしょーか? 乞うご期待です!

 

今日は3・11。

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今日は3・11ですね。あれからもう9年も経ったのですね。今朝のニュースでも、まだ避難生活を送られている方が何万人もみえると報道されていました。9年も経ったのに、まだ日常の生活に戻れず苦しんでいる方がいらっしゃるという現実に、自分の無力さを感じます。

 

3・11が来るとそんなやるせない思いと同時に、特別な思いもわいてきます。

 

実は私たちが農家になろうと決めたきっかけが、3・11だったんです。

 

2011年の3月11日、ワタクシは無職でした。妻(当時はまだ結婚はしていませんでしたが)は福祉施設で働いていました。

 

37歳、男性、無職…。文字にするとけっこう切ない感じがしますが、ワタクシ自身は割とへっちゃらでした(笑)

 

で、次はどんな仕事をしよっかな〜、なんてハローワークで求人票をボンヤリ眺めているうちに、3・11が起こってしまったんです。

 

あの時のショックは今でも忘れることができません。たぶんワタクシが人生で受けた、一番大きなショックだと思います。怠けた生き方をしていることで、大きな存在からビンタされたような気がしました。

 

で、そのビンタショックの中で思ったんです。

 

「これは死ぬな…」

 

震災や原発の事故で死ぬという意味ではありません。食べ物の話です。それまで北関東から東北地方は、日本における農作物の巨大な生産地でした。今後はそれら全てがなくなってしまうかもしれない。誰かが育ててくれた食べ物に頼っていた今までの自分の生活が、とても危ういものだと気づいたのです。

 

そこで自分の食べるものを自分で育てようと思い、翌日から農家になるための行動を開始しました。単純と言えば単純ですが、当時はけっこう大変でした。そもそもどうやって農家になればいいのか分からない、もちろん野菜の育てかたも知らない、果たしてそれができたところで自分が生きていけるのかも分からない。

 

そんな不安をいろいろと抱えながら、でもたくさんの人に助けてもらって、畑が見つかって農家になれました。野菜セットの販売を始めた時も、友だちが買ってくれたり宣伝してくれたりして、生活を支えてくれました。2018年のクラウドファンディングでも、100名を超える方がご支援をしてくれました。そして今ここ郡上でオーガニックな農泊「くらしの宿Cocoro」を運営しています。

 

農家になる前は「そんなことでは食っていけない」とか、「田舎に帰れ」とか、いろんなアドバイス(じゃないよね…)をいただきましたが、今は農家になってホントに良かったな〜と思っています。自分が本気でやりたいことをやる時は、他人の声なんかに耳を傾けてちゃダメですね(笑)

 

そんな私たちが「くらしの宿Cocoro」でお伝えしたいのは、幸せに生きようぜ、ということです。食べ物やエネルギーをなるべく自給し、必要なものは自分たちで工夫して作り、手に入らないものにわずらわされず、有事の際でも何とか生きていける能力。そんなものがあると、人生は豊かで、けっこう幸せです。

 

 

今は新型コロナウィルスの影響で、震災の時と同じように目に見えない不安が広がっています。そんな時でも大勢に流されることなく、自分たちの生き方を貫いていこうっと。そして苦しんでいる人に手を差し伸べられたらいいな。

 

改めてそんな風に思った2020年の3・11でした。

 

子どもたちと踏み込み温床を作ってみたけど、踏み込み温床ってなんだろう? 

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今月から始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」。イキナリ学校が休みになっちゃったので、子どもも親御さんも大変だろう、ということで急きょこのワークショップを企画したんですが、週に何日か、ボチボチと参加者さんが来てくれています。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

子どもたちが農に関わることなんて、今までそうはなかったと思うんですけど、どの子たちも楽しんで作業をしてくれているみたいです。ま、中にはアッサリ集中力が切れてしまって、遊び出す子もいますけど、子どもなんてそれでいいんです。むしろこちらが伝えることを黙々とこなされる方が怖いわ…。

 

ま、幸か不幸か、マイペースな子どもちゃんが多くて、毎回とても楽しませてもらっています♡ 

 

そのワークショップで子どもたちと「踏み込み温床」を仕込んだので、3回に分けてそのレポートをしたいと思います。今回はそのイントロダクション「踏み込み温床とはなんぞや?」です

 

目次です

 

踏み込み温床とは

まず最初に温床の説明をしますね。

 

タネが発芽するのには「酸素、水、温度」が必要です。特に夏野菜には高い温度(地温)が必要です。温床とはその地温を確保するための仕組みです。読んで字のごとく「温かい床」で、タネをまいた土(培土といいます)を暖めるのですね。

 

電気毛布で温々と寝てたら生長する、みたいなイメージでしょうか? 電気毛布なんて使わないけど(笑)

 

専門的に言うと、こんな感じです。 

 踏み込み温床とはワラや落ち葉を微生物が分解するときに発生する熱を利用して野菜苗(特に高温が必要な果菜類)を育苗する技術です。

 現在電熱温床が一般的になっているが、簡単に設置でき、温度操作がしやすい反面、電気が必要で内部が乾燥しやすいという問題があります。踏み込み温床は外部エネルギーを必要とせず、適度な湿度が保たれる上に微生物供給と炭酸ガスの交換も行われる苗にとっても優しい育苗でかつ、温床後は再度発酵することで良質の堆肥もできる一石二鳥の技術です。

 温床の原理は微生物発酵によるものだが、この菌は落ち葉表面にいる菌を利用するので特に菌の添加は必要ありません。堆肥づくりは急激な温度上昇(60−70℃)が必要で水分60%程度が適正だが、長期的に中温(20-25℃)が必要な温床では、踏み込むことで空気を遮断し、やや嫌気状態でとろ火で燃やす技術です。

踏み込み温床開始 – 五段農園

 

ブログ主さんの五段農園さんの踏み込み温床はこんな感じ。

f:id:kurashiCocoro:20200309175442p:plain

驚きのサイズです! 落ち葉を集める手間だけでも、想像がつかない…

 

五段農園さんは堆肥の販売なども行うプロ中のプロ(でも変人)なので、私たちのような小さな農家からすると想像を絶する巨大なサイズの温床を作られています。

 

作り方

一般的な作り方は、簡単と言えばまぁ簡単です。

 

最初に枠を作っておいて、そこに落ち葉、青草、ワラ、ヌカ、鶏糞、水などをまいてはガンガン踏み、まいてはガンガン踏み、ミルフィーユのように層を作っていきます。温床は微生物が増えたり、微生物が有機物を分解する過程で温度が上昇してきます。

 

この仕込む時に何度も何度もガンガンと踏み込むので、踏み込み温床と言うのですね。

 

が、しかし!

このやり方は伝統的な方法なんですが 、意外と(というか、かなりの高確率で)失敗します。というか、以前にワタクシに踏み込み温床を教えてくれた先生は、こともあろうか授業の時に「去年は失敗したけど、今年はどうだろうなぁ」なーんてつぶやいていました。

 

正直言って仕込む前から不安やわ…。

 

そしてネガティブな思考が、まさにネガティブな現実を作るのですね(笑) イヤな不安は見事に的中し、その年に仕込んだ人生初の踏み込み温床は失敗に終わったのでした。

 

ちなみに踏み込み温床の失敗というのはこの2つです。

 

  1. 初めから温床の温度が上がらない
  2. いったん温度は上がるけど、その温度が持続しない

 

1は完全な失敗で、2はたぶん水分不足による発酵乾燥が原因です。

 

で、ワタクシの失敗は1でした。

 

ま、非の打ち所がない、明らかな失敗とでも言いましょうかね…。さすがに翌年はくじけて、踏み込み温床作りにトライする気力が湧きませんでした。

 

そこで!

そこで三重県にある堆肥・育土研究所の代表、橋本力男さんが開発されたのが「改良式踏み込み温床」です。私たちは2014年に、橋本さんに堆肥を学びに行きました。橋本さんってこんな方です。

橋本 力男

 

f:id:kurashiCocoro:20200310092520p:plain

農林水産省が認定する「農業技術の匠」です!

 

橋本さんの「改良式踏み込み温床」のスゴいところは、決して失敗しないこと! 

 

踏み込み温床で失敗したことがある人からは「そんな訳あるかーい」と嵐のようなツッコミが入りそうですが、私たちは実際にもう何年も作ってますけど、一度も失敗したことないんですよ。いかに橋本さんの技術が優れているかを、毎年実感させてもらっています。

 

従来の踏み込み温床と「改良式」の違いを説明します。

 

従来のものは先ほど書いたように、各種材料をまいては踏み込み、まいては踏み込み、を繰り返し、その後発酵を待ちます。つまり仕込み(=踏み込み)と発酵が、一連の作業なんですね。失敗した場合、せっかく踏み込んだものを取り出して、もう一度初めから同じ作業を繰り返さなくてはなりません。これがめちゃくちゃ大変です。

 

「改良式」ではあらかじめ全ての材料をまぜて山を作り、その場で発酵させます。そして発酵を確認した後、踏み込んでいくんです。山の状態で温度が上がらなければ、水を足すなり、ヌカを足すなりして再発酵させ、温度が上がったことを確認したら踏み込む。仕込み、発酵、踏み込み、がそれぞれ独立しています。

 

踏み込み温床で一番労力が必要なのはこの「踏み込み」という作業なので、それが一度で確実に終わる「改良式」は従来のものとは比較にならないくらい楽です。

 

今回はまず仕込みを子どもたちと一緒に行いました。さーて、うまく仕込めたでしょうか。乞うご期待です!

 

《仕込み編》に続きまーす。

 

 

『子ども向け 農とくらしのワークショップ』開催します!

【シェア、拡散大歓迎! 特に郡上周辺にお住まいの方に向けて】

  

『子ども向け 農とくらしのワークショップ』開催しまーす!

 

総理大臣のツルの一声で、なぜかホントに始まってしまった今回の休校…。

 

私たちがくらす郡上でも、突然のことにお困りの方がたくさんいらっしゃると思います。そこでくらしの宿Cocoroでも何か地域のお役に立てないかと考え、子どもたちに向けたワークショップを開催することにしました。

 

とは言え、私たちはただの農家です。学校の代わりに勉強を教えるつもりは全くございません(笑)

 

また各種アクティビティで至れり尽くせりの「お子さまのお預かり」なーんてこと、私たち能力的に絶対にできません!

 

私たちがワークショップを通じて子どもたちに伝えたいのは、

『未来を生き抜く農とくらしのスキル』

です! って、それくらいしかお伝えできることがないんですがね…。

 

でもそれって、1つの独立した技術と言うよりは、いろんな技術の総合商社みたいなものです。それを日々のくらしの中で1つずつ習得し、レベルを上げていく。私たちのご先祖さまはそうやってくらしてきたんですよね〜。そんな技術を少しでもお伝えできないかと、私たちが今までに大人向けに行ってきたワークショップをアレンジして、ただいま急ピッチでプログラムを考えています。

 

とは言え、特別なプログラムを作るのではなく、くらしに密着した内容で、しかも実践的なものをピックアップしているところです。煮炊き用の細い薪(郡上ではたきもん、って言いますね)を作る方法とか、かまどを使ったお米の炊き方とか。山の手入れなんかもできるといいな〜。

 

一日の流れはこんな感じでイメージして下さい。

 

9時 くらしの宿Cocoroに集合~作業をしたり、お昼の準備をしたり

12時 お昼ご飯とお昼寝(農家に昼寝は欠かせませんからね!)

13時半 午後の作業開始

15時 おやつ〜その後ちょっと作業

16時 お迎え

 

お昼はこちらでご用意しますが、うちは農家メシなので基本は

『ご飯、味噌汁、野菜のおかず1品、はい、以上!』 

てな感じです(笑) 

 

このご時世、オイオイ冗談かよと思われるでしょうが、本気と書いてマジです。

 

あ、免疫を上げるための梅干しとお味噌はもちろんご用意してますよ。

 

ですので、育ち盛りの子どもちゃんのために、何か一品ご持参いただけると嬉しいです。せっかくなのでついでにちょっと多めに作ってもらって、来てくれた子どもたちみんなでシェアできるともっと嬉しいです 食材の差し入れとかも、とっても助かりまーす。

 

参加費は子どもちゃん1名3,000円です。1日あたり最大5名まで受け入れ可能です。

 

今回は子どもたちの居場所の確保と健康状態の維持、免疫の向上が最大の目的なので、ハッキリ言って採算は考えていません。

 

でももし! もしですよ、お財布に余裕がある方がみえましたら、参加費にプラスしてご寄付をいただけると、正直言ってむちゃくちゃありがたいです。

 

子どもは参加させないけど、活動のために寄付するよ! というお申し出も絶賛受け付け中です。

 

お申し込みやお問い合わせはコチラまで。

 

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えて下さいね)

 

以下、参加者さんへの連絡やお願いなどです。

 

※1 

万が一に備え、参加者全員、傷害保険に加入していただきます。お申し込みの際は

 

  • 参加したい日(3月中はいつでも大丈夫です)
  • 子どもちゃんのお名前
  • 保護者のお名前と緊急連絡先
  • ご住所
  • アレルギーや病歴など
  • 血液型

 

を、必ずお伝えください。なお保険加入料は参加費に含まれています。

 

※2

私たち夫婦2人で子どもちゃん全員を見るのはちょっと難しいので、もし保護者さんやその関係者の方でお手すきの方がみえましたら、ぜひボランティアスタッフで参加してください。お昼はこちらでご用意いたします。

 

お願いしたいことは、私たちと一緒に子どもを見守る、というスタンスで大丈夫です。作業にも参加して下さい。子どもたちの人数が多い時に安全を確保するために、とっても大切な役割です。お時間がある方は「この日にボランティアに行けるよ〜」とお気軽に声をかけてくださいね。

 

※3

作業中のケガには、傷害保険が適用されますが、それ以外の場合には保険が適用されません。もちろん危険がないよう配慮しますが、子どもたちのことです。羽目を外してしまう場面があるかもしれません。

 

その辺りは保護者さんが各自で判断し、もしご心配であればボランティアスタッフで同行する、などの対策を各自で取って下さいね。みなさんのご協力がとても大切です。

 

お申し込みやお問い合わせはコチラまでお願いします。

 

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えて下さいね)

 

私たちが初めて体験するパンデミックです。みんなで協力して、この難局をゆるりと乗り切っていきましょう。

 

私たち個人にはそんなに力はないですけど、みんなで考えて行動したら何とかなりますよ! 絶対大丈夫です。そう信じて、みんなで何とか頑張りましょうね〜。

 

よろしくお願いしまーす。

 

 

 

 

富山で愛農かまどの講師になる(最終日)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。新型コロナウィルスの影響で、ご予約が全く入りません…。こんな状態が続くとさすがにちょっと焦りますが、焦ってもロクなことはありません。情報に踊らされずにいつも通りのくらしを、いつも通りに続けていこう! と改めて決意する次第です。

 

富山県での愛農かまど作り、ついに最終日です。初日と二日目はコチラからどうぞ!

 

富山で愛農かまどの講師になる(初日) - くらしの宿Cocoroのブログ


富山で愛農かまどの講師になる(二日目) - くらしの宿Cocoroのブログ

 

実は最終日には大きな作業が、あんまり残ってないんです。でもいろいろと細かい作業があって、なんだかんだで夕方までかかるんですよね。みんなでおしゃべりしながら、完成に向けちょっとゆっくりしたペースで作業が進みます。

 

最終日の作業はこんな流れです。

 

愛農かまど作り・三日目

手順その① 10段目を組む

これは今までと同じです。モルタルを載せ、レンガを積み、水平と垂直を確かめます。積んだあとは、目地を整え、水を含ませたスポンジで、はみ出したモルタルを吹き上げます。

 

ここで煙突も付けちゃいます。煙突を固定するのは、オーブンの天板の上に敷き詰めたものと同じ粘土です。これはたぶん煙突の交換を視野に入れているからだと思われます。煙突は消耗品ですからね〜。

f:id:kurashiCocoro:20200226182120j:plain

これが最後の10段目です。形としてはもうほぼ完成です!

 

愛農かまどは煙突を上から出したり、横から出したり、後ろから出したりと、いろんなアレンジができます。でも排気の流れを考えると、上から出すのが理想的なんじゃないかな〜。

 

手順その② 木枠を外す

10段目を組んで、待つこと3時間。モルタルが固まってきたのを確認して、木枠を外します。うまくいけばポコッと外れるし、木枠ごと固まってしまった場合は木のハンマーで叩いて、緩んだところを外します。

 

そしてこの待ち時間を利用して、野呂さんはオーブンの焚き口のトビラを作られていました。オーブンは熱をかけて空間を暖めなくてはいけないので、熱が逃げないようにという配慮です。

 

手順その③ 金輪を付ける

金輪ってのは、羽釜が乗る金属の輪です。これがないと羽釜を乗せたり降ろしたりしているうちに、レンガが崩れてしまうんですね。金輪にはサイズがあって、それを組み合わせることで、いろんなサイズの羽釜を使うことができます。

 

ちなみに羽釜というのはコレです。

f:id:kurashiCocoro:20190708110440j:plain

右側が羽釜。左が鍋(って分かるっての)

 

金輪はコンクリートで固定します。

f:id:kurashiCocoro:20200226182859j:plain

いよいよ完成間近ですよ!

スタッフの方がスーツに革靴でお掃除されてますね。 それくらいみなさんワクワクだったんだな〜。楽しいな〜♪

 

先ほどの待ち時間を利用して作ったトビラもはまっています。レンガに緑のトビラってかわいいぞ♡

 

最後は全員でスポンジを使って全体をしっかりと磨き、拭き上げたらはい、完成でーす!!

 

わ〜、パチパチー(拍手ね)

 

オマケ

当日はあいにくの雨だったんですが、テレビや新聞など、たくさんのメディアが取材に来ていました。若鶴酒造さんへの注目度の高さもありますが、この現代にかまどを作るって、それ自体ニュースになるくらい珍しいことなんですね〜。 

f:id:kurashiCocoro:20200226183522j:plain

取材を受ける野呂さん

 

こうやって愛農かまどの素晴らしさが認知されていくといいな〜。ワタクシも名前やら宿のことを聞かれたんですが、果たして新聞に載ったのでしょうか?

 

愛農かまどを作り終えて

今回、スタッフとして愛農かまど作りに参加させてもらえて、とても充実した幸せな3日間を過ごすことができました! 野呂さん、愛農会を始め、関係者のみなさん、本当にありがとうございました!

 

作業を進める中で、野呂さんが

「これはみんなで作り上げるかまどだから」

とおっしゃっていました。そうなんですよね〜。私がでも、誰かがでもなく、みんなで作るってのが一番大切なんですね! そう思うと、ますます愛農かまどがかわいく見えるワタクシでした。

岐阜に戻って、その日の晩ごはんを愛農かまどで炊いたことは言うまでもありません(笑)

そんなくらしの宿Cocoroはこんな状況下でも、普通に元気に営業しています。みなさんも機会があれば、ぜひ郡上にお越し下さいね。学校が休みになったのも、きっと何かのチャンスです。美味しいご飯を食べて、農作業で体を動かして、みんなで免疫、高めちゃいましょー!

ご予約はこちらから

 

お待ちしてまーす!