くらしの宿Cocoroのブログ

岐阜県郡上市にあるオーガニックな農泊「くらしの宿Cocoro」。農業から古民家DIY、そしてネコまで。日々のアレコレを綴ります。

子どもたちと踏み込み温床作り《踏み込み編》と、子どもたちを受け入れて思ったこと

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。三連休、終わりましたね。世の中では自粛ムードが漂っていそうですが、みなさん、楽しい連休を過ごされましたか?

 

さて、今月から始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」。毎日ではないですが、いろんな子どもたちが来てくれて、楽しい時間を過ごさせてもらっています。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

しかし子どもって、めちゃくちゃ元気やな〜! 

 

どこにそんなに体力あるのよ? とビックリしちゃいます。しかし作業が始まると途端に「疲れた〜」とか言い出すのは、もはやお約束ですね(笑)

 

そんな体力あるんだかないんだかよく分からない子どもたちと作った踏み込み温床。今回は《踏み込み編》、ラストでーす。

 

目次です

 

仕込んだ落ち葉の温度は上がったのか?

前回の《仕込み編》は、温床の材料を仕込んだところで終わりました。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

その3日後の温度がこちら。

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材料を混ぜて水をかけておいたところ3日で60℃まで上がりました!

 

まずまずです。でも水分不足で温度が上がっていないところもありました。そこはもう一度水をかけて、充分に湿らせてから踏み込んで行きます。

 

作業その①

穴を掘る。

 

まずは材料を踏み込むための穴を掘ります。これは仕込んだ量によるのですが、今回は幅1メートル、長さ1.8メートル、深さ40センチの穴を掘りました。

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ドンドン掘り進めていきまーす

 

本当は60センチくらいの深さにしたかったのですが、下に行くにつれて大きな石が多くなってきて、仕方なく40センチで断念しました。

 

体積にして0.7㎥くらいですね。これだけでもけっこうな大きさですが、以前はこの3倍くらいの穴を掘って、踏み込み温床やってたんですよね…。自分でもヒエーッてなるくらいの量ですね。そりゃー、毎日忙しいはずだわ。

 

作業その② 

枠を作る。

40センチの深さではせっかく仕込んだ材料を全て踏み込めないので、高さ60センチの枠を作ります。

 

その辺にある端材を持ってきて、長さをそろえてからビスで留めていきます。

 

子どもたちにはワタクシがカットした板を、クイにビスで留めてもらう作業をお願いしました。最初は全然電動工具が使えなかった子どもちゃんも、見守っているうちにドンドン上達していくから不思議ですね〜。

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慣れない電動工具で作業をする子どもちゃん

 

こういう時は注意するポイントだけ伝えて、あとは好きにやってもらうに限りますね〜。自分たちで工夫して、ドンドン上達していきます。

 

作業その③

踏み込む!

ようやく踏み込み開始でーす! 踏み込み温床とか言いながら、やっと踏み込むところまでこぎ着けました。前回も同じこと言ってますけど、いや〜、ホントに長い準備でした(笑)

 

先ほど掘った穴に枠を乗せ、そこへ材料を投入! そしてガンガンと全力で踏み込んで行きまーす!

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ひたすらガンガンと踏み込みます!

 

が、ここでちょっと誤算が。

 

子どもたちが踏んでも踏んでも、落ち葉が踏み固められずにフワッとしてるんですよ。

 

不思議に思って「体重何キロあるの?」って聞いたら「30キロくらいかな」だって。

 

子どもって、体重軽いんですね〜。

 

自分が子どもだった時なんてはるか昔のことなので、そんなに体重が軽いことなんてすっかり忘れていましたよ(笑)

 

ま、そこは大人の実力(ぜい肉か?)でカバーすることにして、みんなでひたすら踏み込んでいきます。そして1時間くらい経過した頃、ある程度予想はしていましたが、案の定

 

「疲れた」「飽きた」

 

の大合唱〜♪ うん、うん、そりゃそうだよね〜。本音を言うとこの作業って、大人でも退屈だからね〜(笑)

 

ということで苦肉の策でしりとりをしながら、頭と体を使って踏み込むことに。というか足の疲れを頭を使うことでごまかそう大作戦です! そして午後1時から踏み込んで、3時半くらいには無事に作業を終えました−!


子どもたち、本当にありがとう! おっちゃんはなかなか楽しかったぞ。

 

子どもたちを受け入れてみて

コロナで突然休校になって、親御さんも子どもちゃんもさぞ大変だろうと思って始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」ですが、いざやってみたらなーんてことはない。助けてもらったのはワタクシたちだった、というオチでした。

 

子どもたちへの食材を届けてくれた人。

 

寄付をしてくれた人。

 

サポートに来てくれた人。

 

この誰かを助けるためにやったのに、結果的には自分たちが助けてもらっている。そんなこと、実は今までにも何度もありました。というか、私たちのくらしはそんな善意の循環で成り立っていると言っても過言ではありません。

 

こういう流れってホント不思議だよな〜と思いつつも、でも世界って実際にはこうやって回っているんだろうな、と実感せずにはいられません。

 

大切なのは善意の流れを止めないことなんだろうなぁと思っています。

 

他者に対してできることって、日々いっぱいありますよね。自分たちのくらしはもちろん大切なんですが、それを支えてくれている誰かへの感謝の気持ちを常に持ち続けること。そしてそれを具体的な行動に変えていくこと。

 

それがあれば、世界ってめっちゃ豊かに回ってくんじゃないの?

 

子どもたちを受け入れてみて、そんな風に感じました。

 

3月いっぱい、まだまだ「子ども向け 農とくらしのワークショップ」やってます! これからやる予定をしている作業は

 

  • ぶどうの苗植え
  • 家の裏の整備
  • トタン外壁の塗装
  • 縁の下の掃除
  • ビニールハウス建て

などなどです。我こそは(というかうちの子どもこそは)という方、ぜひご参加くださーい。お申し込みは

 

kurashicocoro☆gmail.com
(☆を@に変えて下さいね)

までお願いします。ご不明な点なども、こちらからどうぞ。

よろしくお願いしまーす♪
 

子どもたちと踏み込み温床作り《仕込み編》

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今月から始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」。一部の地域では学校が再開されたりしていますが、まだまだ窮屈な思いをされている方もみえるようです。早くコロナが治まってくれないかな〜。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

さて、前回は「踏み込み温床とはなんぞや?」

子どもたちと踏み込み温床を作ってみたけど、踏み込み温床ってなんだろう? - くらしの宿Cocoroのブログ

という説明だけで終わってしまったので、今回は満を持して、どんな風に踏み込み温床を作ったのかをレポートしますよー!

 

目次です

 

踏み込み温床の材料とは

踏み込み温床に必要なのはコレだけです。

  • 落ち葉
  • 切ったワラ
  • モミガラ
  • ヌカ

鶏糞などを入れる方法もあるのですが、改良式では使いません。理由は鶏糞が発酵する時にガスを出して、これで野菜の芽がやられちゃったりするのですね。

 

作業その①

落ち葉を集める。

まずは落ち葉集めに山に入ります。子どもたち、それだけでテンションが上がってしまい、すでに作業どころではありません(汗) とうぜん写真もありません(涙) ま、状況がいかに大変だったか察してください。

 

落ち葉にはいろんな菌が付いています。そして山にはいろんな種類の木がはえています。それぞれの落ち葉に固有の菌が付いていて、この菌たちに頑張ってもらうのですね〜。

 

余談ですが時々

 

「◯◯菌を使おうと思うのですが、どう思われますか?」

なんてご質問をいただくのですが、菌を買う必要はありませんとお答えしています。

 

だいたい菌ほど不安定なものはないので、よそから持ってきた菌を定着させるよりも、その土地にすでに根付いている菌の方がずっと有効です。しかもタダやしね(笑)

 

今回は2立米ほど仕込む予定なので、半日かけて一輪車に10杯ほどの落ち葉を集めました。

 

なーんだ、一輪車に10杯か。楽勝だぜ、と思われた方。甘いっす。一輪車にフワッと10杯なら確かに楽勝なんですが、実はコレ、一輪車にギューギューに押し込んで10杯です。

 

計測を始めると、山のように集めた落ち葉がみるみる減っていきます。ホントに足るのかしら、というくらい減ったところで、何とか10杯確保できました!

 

作業その② 

ワラを切る。

通常の踏み込み温床ではワラはカットせずに長いまま使いますが、改良式では交ざりをよくするために、あらかじめカットしておきます。

 

今回は「押し切り」という道具を使いました。

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押して切る道具です。まさに名は体を表す、って感じです

 

こいつでザクザクをワラを刻んでいきます。さすがにこれは子どもには触らせられないので、ワタクシが一人で刻みます。

 

そしてやっぱり子どもたちのテンションがー!

 

と思いきや、意外と静かに、そして慎重にワタクシの作業を見守ってくれました。

 

押し切りって見るからに危なそうなシロモノなんですが、そういうのを瞬時に察知するんでしょうかね。う〜む、子どもの直感力、恐るべし…。

 

ワラは落ち葉と同量です。刻むだけなのでそれほど時間はかかりませんが、お米を育てていない人はこのワラを確保するのが大変です。ホームセンターとかで買うとめちゃくちゃ高いしね。踏み込み温床を作りたい人は、前年のうちにお米をやっている農家さんからわけてもらうといいかもしれませんね。

 

作業その③

材料を混ぜる。

さて、ようやく仕込み開始です! いや〜、長い準備でした(笑)

 

でも農作業って、そんなことの連続です。タネをまいたり、苗を植えたり、というのはそこまでの準備が終わった、いわば仕上げみたいなものなんですね〜。

 

仕込みはこんな感じ。お、ようやく本日1枚目の写真が撮れましたよ!

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一輪車で材料を運びまーす

 

材料は軽いものから順に重ねていきます。でも今回は軽いものばかりなので、あまり順番は気にする必要はないかな?

 

最初に重ねる形は平たく、丸く。それぞれの材料で層ができて、まるで大きなホットケーキのような外観になります。子どもたちも

 

「お料理作ってるみたい」

 

と、楽しんで作業していました。

 

で、そこに水をたっぷりかけたら、山にしていきます。

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こんな風に山にして積みます

 

写真ではちょっと大きさが伝わりづらいんですが、直径3メートル、高さ1メートルくらいでしょうか。子どもたちが頑張ってくれたので、まずまずの量が仕込めました!

 

仕込みはこれにて終了! あとはここにブルーシートをかけ、発酵熱で蒸らします。

 

個人的にはここが「改良式踏み込み温床」の最大のキモだと思っています。蒸らすことで材料全体に水分と熱が伝わり、ムラのない均一な発酵につながるのですね〜。

 

というわけで、あとは数日後に温度が上がるのを待つのみだ。

 

果たして無事に温度は上がるのでしょーか? 乞うご期待です!

 

今日は3・11。

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今日は3・11ですね。あれからもう9年も経ったのですね。今朝のニュースでも、まだ避難生活を送られている方が何万人もみえると報道されていました。9年も経ったのに、まだ日常の生活に戻れず苦しんでいる方がいらっしゃるという現実に、自分の無力さを感じます。

 

3・11が来るとそんなやるせない思いと同時に、特別な思いもわいてきます。

 

実は私たちが農家になろうと決めたきっかけが、3・11だったんです。

 

2011年の3月11日、ワタクシは無職でした。妻(当時はまだ結婚はしていませんでしたが)は福祉施設で働いていました。

 

37歳、男性、無職…。文字にするとけっこう切ない感じがしますが、ワタクシ自身は割とへっちゃらでした(笑)

 

で、次はどんな仕事をしよっかな〜、なんてハローワークで求人票をボンヤリ眺めているうちに、3・11が起こってしまったんです。

 

あの時のショックは今でも忘れることができません。たぶんワタクシが人生で受けた、一番大きなショックだと思います。怠けた生き方をしていることで、大きな存在からビンタされたような気がしました。

 

で、そのビンタショックの中で思ったんです。

 

「これは死ぬな…」

 

震災や原発の事故で死ぬという意味ではありません。食べ物の話です。それまで北関東から東北地方は、日本における農作物の巨大な生産地でした。今後はそれら全てがなくなってしまうかもしれない。誰かが育ててくれた食べ物に頼っていた今までの自分の生活が、とても危ういものだと気づいたのです。

 

そこで自分の食べるものを自分で育てようと思い、翌日から農家になるための行動を開始しました。単純と言えば単純ですが、当時はけっこう大変でした。そもそもどうやって農家になればいいのか分からない、もちろん野菜の育てかたも知らない、果たしてそれができたところで自分が生きていけるのかも分からない。

 

そんな不安をいろいろと抱えながら、でもたくさんの人に助けてもらって、畑が見つかって農家になれました。野菜セットの販売を始めた時も、友だちが買ってくれたり宣伝してくれたりして、生活を支えてくれました。2018年のクラウドファンディングでも、100名を超える方がご支援をしてくれました。そして今ここ郡上でオーガニックな農泊「くらしの宿Cocoro」を運営しています。

 

農家になる前は「そんなことでは食っていけない」とか、「田舎に帰れ」とか、いろんなアドバイス(じゃないよね…)をいただきましたが、今は農家になってホントに良かったな〜と思っています。自分が本気でやりたいことをやる時は、他人の声なんかに耳を傾けてちゃダメですね(笑)

 

そんな私たちが「くらしの宿Cocoro」でお伝えしたいのは、幸せに生きようぜ、ということです。食べ物やエネルギーをなるべく自給し、必要なものは自分たちで工夫して作り、手に入らないものにわずらわされず、有事の際でも何とか生きていける能力。そんなものがあると、人生は豊かで、けっこう幸せです。

 

 

今は新型コロナウィルスの影響で、震災の時と同じように目に見えない不安が広がっています。そんな時でも大勢に流されることなく、自分たちの生き方を貫いていこうっと。そして苦しんでいる人に手を差し伸べられたらいいな。

 

改めてそんな風に思った2020年の3・11でした。

 

子どもたちと踏み込み温床を作ってみたけど、踏み込み温床ってなんだろう? 

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今月から始めた「子ども向け 農とくらしのワークショップ」。イキナリ学校が休みになっちゃったので、子どもも親御さんも大変だろう、ということで急きょこのワークショップを企画したんですが、週に何日か、ボチボチと参加者さんが来てくれています。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

子どもたちが農に関わることなんて、今までそうはなかったと思うんですけど、どの子たちも楽しんで作業をしてくれているみたいです。ま、中にはアッサリ集中力が切れてしまって、遊び出す子もいますけど、子どもなんてそれでいいんです。むしろこちらが伝えることを黙々とこなされる方が怖いわ…。

 

ま、幸か不幸か、マイペースな子どもちゃんが多くて、毎回とても楽しませてもらっています♡ 

 

そのワークショップで子どもたちと「踏み込み温床」を仕込んだので、3回に分けてそのレポートをしたいと思います。今回はそのイントロダクション「踏み込み温床とはなんぞや?」です

 

目次です

 

踏み込み温床とは

まず最初に温床の説明をしますね。

 

タネが発芽するのには「酸素、水、温度」が必要です。特に夏野菜には高い温度(地温)が必要です。温床とはその地温を確保するための仕組みです。読んで字のごとく「温かい床」で、タネをまいた土(培土といいます)を暖めるのですね。

 

電気毛布で温々と寝てたら生長する、みたいなイメージでしょうか? 電気毛布なんて使わないけど(笑)

 

専門的に言うと、こんな感じです。 

 踏み込み温床とはワラや落ち葉を微生物が分解するときに発生する熱を利用して野菜苗(特に高温が必要な果菜類)を育苗する技術です。

 現在電熱温床が一般的になっているが、簡単に設置でき、温度操作がしやすい反面、電気が必要で内部が乾燥しやすいという問題があります。踏み込み温床は外部エネルギーを必要とせず、適度な湿度が保たれる上に微生物供給と炭酸ガスの交換も行われる苗にとっても優しい育苗でかつ、温床後は再度発酵することで良質の堆肥もできる一石二鳥の技術です。

 温床の原理は微生物発酵によるものだが、この菌は落ち葉表面にいる菌を利用するので特に菌の添加は必要ありません。堆肥づくりは急激な温度上昇(60−70℃)が必要で水分60%程度が適正だが、長期的に中温(20-25℃)が必要な温床では、踏み込むことで空気を遮断し、やや嫌気状態でとろ火で燃やす技術です。

踏み込み温床開始 – 五段農園

 

ブログ主さんの五段農園さんの踏み込み温床はこんな感じ。

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驚きのサイズです! 落ち葉を集める手間だけでも、想像がつかない…

 

五段農園さんは堆肥の販売なども行うプロ中のプロ(でも変人)なので、私たちのような小さな農家からすると想像を絶する巨大なサイズの温床を作られています。

 

作り方

一般的な作り方は、簡単と言えばまぁ簡単です。

 

最初に枠を作っておいて、そこに落ち葉、青草、ワラ、ヌカ、鶏糞、水などをまいてはガンガン踏み、まいてはガンガン踏み、ミルフィーユのように層を作っていきます。温床は微生物が増えたり、微生物が有機物を分解する過程で温度が上昇してきます。

 

この仕込む時に何度も何度もガンガンと踏み込むので、踏み込み温床と言うのですね。

 

が、しかし!

このやり方は伝統的な方法なんですが 、意外と(というか、かなりの高確率で)失敗します。というか、以前にワタクシに踏み込み温床を教えてくれた先生は、こともあろうか授業の時に「去年は失敗したけど、今年はどうだろうなぁ」なーんてつぶやいていました。

 

正直言って仕込む前から不安やわ…。

 

そしてネガティブな思考が、まさにネガティブな現実を作るのですね(笑) イヤな不安は見事に的中し、その年に仕込んだ人生初の踏み込み温床は失敗に終わったのでした。

 

ちなみに踏み込み温床の失敗というのはこの2つです。

 

  1. 初めから温床の温度が上がらない
  2. いったん温度は上がるけど、その温度が持続しない

 

1は完全な失敗で、2はたぶん水分不足による発酵乾燥が原因です。

 

で、ワタクシの失敗は1でした。

 

ま、非の打ち所がない、明らかな失敗とでも言いましょうかね…。さすがに翌年はくじけて、踏み込み温床作りにトライする気力が湧きませんでした。

 

そこで!

そこで三重県にある堆肥・育土研究所の代表、橋本力男さんが開発されたのが「改良式踏み込み温床」です。私たちは2014年に、橋本さんに堆肥を学びに行きました。橋本さんってこんな方です。

橋本 力男

 

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農林水産省が認定する「農業技術の匠」です!

 

橋本さんの「改良式踏み込み温床」のスゴいところは、決して失敗しないこと! 

 

踏み込み温床で失敗したことがある人からは「そんな訳あるかーい」と嵐のようなツッコミが入りそうですが、私たちは実際にもう何年も作ってますけど、一度も失敗したことないんですよ。いかに橋本さんの技術が優れているかを、毎年実感させてもらっています。

 

従来の踏み込み温床と「改良式」の違いを説明します。

 

従来のものは先ほど書いたように、各種材料をまいては踏み込み、まいては踏み込み、を繰り返し、その後発酵を待ちます。つまり仕込み(=踏み込み)と発酵が、一連の作業なんですね。失敗した場合、せっかく踏み込んだものを取り出して、もう一度初めから同じ作業を繰り返さなくてはなりません。これがめちゃくちゃ大変です。

 

「改良式」ではあらかじめ全ての材料をまぜて山を作り、その場で発酵させます。そして発酵を確認した後、踏み込んでいくんです。山の状態で温度が上がらなければ、水を足すなり、ヌカを足すなりして再発酵させ、温度が上がったことを確認したら踏み込む。仕込み、発酵、踏み込み、がそれぞれ独立しています。

 

踏み込み温床で一番労力が必要なのはこの「踏み込み」という作業なので、それが一度で確実に終わる「改良式」は従来のものとは比較にならないくらい楽です。

 

今回はまず仕込みを子どもたちと一緒に行いました。さーて、うまく仕込めたでしょうか。乞うご期待です!

 

《仕込み編》に続きまーす。

 

 

『子ども向け 農とくらしのワークショップ』開催します!

【シェア、拡散大歓迎! 特に郡上周辺にお住まいの方に向けて】

  

『子ども向け 農とくらしのワークショップ』開催しまーす!

 

総理大臣のツルの一声で、なぜかホントに始まってしまった今回の休校…。

 

私たちがくらす郡上でも、突然のことにお困りの方がたくさんいらっしゃると思います。そこでくらしの宿Cocoroでも何か地域のお役に立てないかと考え、子どもたちに向けたワークショップを開催することにしました。

 

とは言え、私たちはただの農家です。学校の代わりに勉強を教えるつもりは全くございません(笑)

 

また各種アクティビティで至れり尽くせりの「お子さまのお預かり」なーんてこと、私たち能力的に絶対にできません!

 

私たちがワークショップを通じて子どもたちに伝えたいのは、

『未来を生き抜く農とくらしのスキル』

です! って、それくらいしかお伝えできることがないんですがね…。

 

でもそれって、1つの独立した技術と言うよりは、いろんな技術の総合商社みたいなものです。それを日々のくらしの中で1つずつ習得し、レベルを上げていく。私たちのご先祖さまはそうやってくらしてきたんですよね〜。そんな技術を少しでもお伝えできないかと、私たちが今までに大人向けに行ってきたワークショップをアレンジして、ただいま急ピッチでプログラムを考えています。

 

とは言え、特別なプログラムを作るのではなく、くらしに密着した内容で、しかも実践的なものをピックアップしているところです。煮炊き用の細い薪(郡上ではたきもん、って言いますね)を作る方法とか、かまどを使ったお米の炊き方とか。山の手入れなんかもできるといいな〜。

 

一日の流れはこんな感じでイメージして下さい。

 

9時 くらしの宿Cocoroに集合~作業をしたり、お昼の準備をしたり

12時 お昼ご飯とお昼寝(農家に昼寝は欠かせませんからね!)

13時半 午後の作業開始

15時 おやつ〜その後ちょっと作業

16時 お迎え

 

お昼はこちらでご用意しますが、うちは農家メシなので基本は

『ご飯、味噌汁、野菜のおかず1品、はい、以上!』 

てな感じです(笑) 

 

このご時世、オイオイ冗談かよと思われるでしょうが、本気と書いてマジです。

 

あ、免疫を上げるための梅干しとお味噌はもちろんご用意してますよ。

 

ですので、育ち盛りの子どもちゃんのために、何か一品ご持参いただけると嬉しいです。せっかくなのでついでにちょっと多めに作ってもらって、来てくれた子どもたちみんなでシェアできるともっと嬉しいです 食材の差し入れとかも、とっても助かりまーす。

 

参加費は子どもちゃん1名3,000円です。1日あたり最大5名まで受け入れ可能です。

 

今回は子どもたちの居場所の確保と健康状態の維持、免疫の向上が最大の目的なので、ハッキリ言って採算は考えていません。

 

でももし! もしですよ、お財布に余裕がある方がみえましたら、参加費にプラスしてご寄付をいただけると、正直言ってむちゃくちゃありがたいです。

 

子どもは参加させないけど、活動のために寄付するよ! というお申し出も絶賛受け付け中です。

 

お申し込みやお問い合わせはコチラまで。

 

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えて下さいね)

 

以下、参加者さんへの連絡やお願いなどです。

 

※1 

万が一に備え、参加者全員、傷害保険に加入していただきます。お申し込みの際は

 

  • 参加したい日(3月中はいつでも大丈夫です)
  • 子どもちゃんのお名前
  • 保護者のお名前と緊急連絡先
  • ご住所
  • アレルギーや病歴など
  • 血液型

 

を、必ずお伝えください。なお保険加入料は参加費に含まれています。

 

※2

私たち夫婦2人で子どもちゃん全員を見るのはちょっと難しいので、もし保護者さんやその関係者の方でお手すきの方がみえましたら、ぜひボランティアスタッフで参加してください。お昼はこちらでご用意いたします。

 

お願いしたいことは、私たちと一緒に子どもを見守る、というスタンスで大丈夫です。作業にも参加して下さい。子どもたちの人数が多い時に安全を確保するために、とっても大切な役割です。お時間がある方は「この日にボランティアに行けるよ〜」とお気軽に声をかけてくださいね。

 

※3

作業中のケガには、傷害保険が適用されますが、それ以外の場合には保険が適用されません。もちろん危険がないよう配慮しますが、子どもたちのことです。羽目を外してしまう場面があるかもしれません。

 

その辺りは保護者さんが各自で判断し、もしご心配であればボランティアスタッフで同行する、などの対策を各自で取って下さいね。みなさんのご協力がとても大切です。

 

お申し込みやお問い合わせはコチラまでお願いします。

 

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えて下さいね)

 

私たちが初めて体験するパンデミックです。みんなで協力して、この難局をゆるりと乗り切っていきましょう。

 

私たち個人にはそんなに力はないですけど、みんなで考えて行動したら何とかなりますよ! 絶対大丈夫です。そう信じて、みんなで何とか頑張りましょうね〜。

 

よろしくお願いしまーす。

 

 

 

 

富山で愛農かまどの講師になる(最終日)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。新型コロナウィルスの影響で、ご予約が全く入りません…。こんな状態が続くとさすがにちょっと焦りますが、焦ってもロクなことはありません。情報に踊らされずにいつも通りのくらしを、いつも通りに続けていこう! と改めて決意する次第です。

 

富山県での愛農かまど作り、ついに最終日です。初日と二日目はコチラからどうぞ!

 

富山で愛農かまどの講師になる(初日) - くらしの宿Cocoroのブログ


富山で愛農かまどの講師になる(二日目) - くらしの宿Cocoroのブログ

 

実は最終日には大きな作業が、あんまり残ってないんです。でもいろいろと細かい作業があって、なんだかんだで夕方までかかるんですよね。みんなでおしゃべりしながら、完成に向けちょっとゆっくりしたペースで作業が進みます。

 

最終日の作業はこんな流れです。

 

愛農かまど作り・三日目

手順その① 10段目を組む

これは今までと同じです。モルタルを載せ、レンガを積み、水平と垂直を確かめます。積んだあとは、目地を整え、水を含ませたスポンジで、はみ出したモルタルを吹き上げます。

 

ここで煙突も付けちゃいます。煙突を固定するのは、オーブンの天板の上に敷き詰めたものと同じ粘土です。これはたぶん煙突の交換を視野に入れているからだと思われます。煙突は消耗品ですからね〜。

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これが最後の10段目です。形としてはもうほぼ完成です!

 

愛農かまどは煙突を上から出したり、横から出したり、後ろから出したりと、いろんなアレンジができます。でも排気の流れを考えると、上から出すのが理想的なんじゃないかな〜。

 

手順その② 木枠を外す

10段目を組んで、待つこと3時間。モルタルが固まってきたのを確認して、木枠を外します。うまくいけばポコッと外れるし、木枠ごと固まってしまった場合は木のハンマーで叩いて、緩んだところを外します。

 

そしてこの待ち時間を利用して、野呂さんはオーブンの焚き口のトビラを作られていました。オーブンは熱をかけて空間を暖めなくてはいけないので、熱が逃げないようにという配慮です。

 

手順その③ 金輪を付ける

金輪ってのは、羽釜が乗る金属の輪です。これがないと羽釜を乗せたり降ろしたりしているうちに、レンガが崩れてしまうんですね。金輪にはサイズがあって、それを組み合わせることで、いろんなサイズの羽釜を使うことができます。

 

ちなみに羽釜というのはコレです。

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右側が羽釜。左が鍋(って分かるっての)

 

金輪はコンクリートで固定します。

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いよいよ完成間近ですよ!

スタッフの方がスーツに革靴でお掃除されてますね。 それくらいみなさんワクワクだったんだな〜。楽しいな〜♪

 

先ほどの待ち時間を利用して作ったトビラもはまっています。レンガに緑のトビラってかわいいぞ♡

 

最後は全員でスポンジを使って全体をしっかりと磨き、拭き上げたらはい、完成でーす!!

 

わ〜、パチパチー(拍手ね)

 

オマケ

当日はあいにくの雨だったんですが、テレビや新聞など、たくさんのメディアが取材に来ていました。若鶴酒造さんへの注目度の高さもありますが、この現代にかまどを作るって、それ自体ニュースになるくらい珍しいことなんですね〜。 

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取材を受ける野呂さん

 

こうやって愛農かまどの素晴らしさが認知されていくといいな〜。ワタクシも名前やら宿のことを聞かれたんですが、果たして新聞に載ったのでしょうか?

 

愛農かまどを作り終えて

今回、スタッフとして愛農かまど作りに参加させてもらえて、とても充実した幸せな3日間を過ごすことができました! 野呂さん、愛農会を始め、関係者のみなさん、本当にありがとうございました!

 

作業を進める中で、野呂さんが

「これはみんなで作り上げるかまどだから」

とおっしゃっていました。そうなんですよね〜。私がでも、誰かがでもなく、みんなで作るってのが一番大切なんですね! そう思うと、ますます愛農かまどがかわいく見えるワタクシでした。

岐阜に戻って、その日の晩ごはんを愛農かまどで炊いたことは言うまでもありません(笑)

そんなくらしの宿Cocoroはこんな状況下でも、普通に元気に営業しています。みなさんも機会があれば、ぜひ郡上にお越し下さいね。学校が休みになったのも、きっと何かのチャンスです。美味しいご飯を食べて、農作業で体を動かして、みんなで免疫、高めちゃいましょー!

ご予約はこちらから

 

お待ちしてまーす!

 

富山で愛農かまどの講師になる(二日目)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

富山県での愛農かまど作り、二日目に突入です! 初日はコチラからどうぞ!

kurashicocoro.hatenablog.com

 

二日目の作業はこんな流れです。

 

愛農かまど作り・二日目

手順その① オーブンの天板をつける

愛農かまどがスゴいのはその熱効率だけではありません。なんとオーブンを備えているんですよ! このオーブンでパンを焼いたり、ピザを焼いたり、中にはシュークリームまで焼いちゃうツワモノがみえるそうです。

 

愛農かまどが開発されたのは戦後まもなくなんですけど、もうオーブンが付いているんです。洒落てますよね〜。

 

野呂さんがお話ししてくれたところ、これは愛農かまどを開発されたのが、料理研究家の方だったからだそうです。ただ単に効率を求めたかまどではなく、どんな人でも簡単で楽しんで美味しい料理ができるように、という想いが込められているんですね。

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これがオーブンの天板です

 

この緑の部分がオーブンの天板になります。ドラム缶を切り取って使っています。さらにこの上に粘土を詰め、蓄熱できるよう工夫されています。

 

手順その② 木枠を設置する

さて、ここで二日目の最大のヤマ場! 愛農かまど最大のキモである『木枠』の登場です!

 

なーんてね、やや煽ってみましたけど、木枠ってなんでしょうか? ではまずそれをご紹介しますね。

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野呂さんがそっと取り出したもの。それが木枠です!

 

これです! 

 

野呂さんが先代の北村さんから受け継いだ、愛農かまどを愛農かまどたらしめている、最も重要な部品です。北村さんはこの木枠を使って、三重県だけでも300基以上の愛農かまどを作られたそうです。

 

なにをするものかをごく簡単に言ってしまうと、「かまどの熱の通り道をデザインして、熱効率を高めるもの」です。

 

って言っても分かんないですよね(汗) 詳しく説明します。

 

通常かまどというものは、1つの焚き口(火を焚くところ)に対して、1つの調理口(煮炊きをするところ)があります。つまりこんな感じです。調理口が増えれば、それだけ焚き口が増えていきます。

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これは調理口が2つで、焚き口も2つあるかまどですね

 

でも愛農かまどは1つの焚き口で、2つの調理口を使うことができるのです。正確に言うと、調理口の1つは直火で、もう1つはそこから出る排熱を利用しています。

 

ってアッサリ言ってますけど、ここは愛農かまどを語る上でめちゃくちゃ大事なところです。初日編にも書きましたが、できるだけ少ない木で煮炊きができるように、と考え抜かれた結果なのですね。ワタクシはこれこそがまさにかまどの最終形だと密かに思っています。

 

そしてその排熱の通り道をデザインしているのが、先ほどの木枠なんです。それをこのように載せ、周りをレンガで固めていきます。

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この木枠がとっても重要なのですね

 

木枠の下にある板が入っているところが、焚き口になります。板はレンガを積み終わったら外します。

 

写真だとちょっと分かりづらいんですが、実は焚き口の中心と、木枠の中心(羽釜を置いた時の中心)がズレています。これまた愛農かまどの特徴で、焚いた火が羽釜の中心とはズレた場所にあたるのです。その結果、火はグルッと羽釜を一周するように動き、お米がムラなく炊きあがるという訳ですね〜。

 

ここでちょっとコマーシャルターイム。

 

くらしの宿Cocoroではお客さんに晩ごはんのお米を炊いてもらっています。ほぼ100%みなさんかまど初体験ですが、今までにお客さんが炊いて失敗したことは一度もないんです!(ワタクシは失敗したことがあります…)。初心者でも簡単にお米が炊けるんです。それは愛農かまどのおかげなんですね〜!

 

さて、ここからは赤レンガを一枚ずつカットしていかなくてはなりません。手間がかかる分、作業の進み具合はゆっくりになります。こんな感じで設計図が壁に貼り出されます。木枠を取り囲むようにカットしなくちゃなので、それぞれのレンガを立体的に削っていきます。これがとーっても難しい!

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設計図が壁に貼り出されました!

 

初日は6段目まで積みますが、二日目は9段目までしか積めません。それだけレンガのカットと微調整に時間がかかるということですね〜。 

 

手順その③ オーブン天板の上に粘土を詰める 

次はオーブンの仕上げ、天板の上に粘土を敷き詰めます。この粘土が蓄熱してくれることで、オーブン内の温度が安定するんですね。ちなみにこの粘土を敷き詰めたあとは、そこにももう一つの「木枠」を載せ、熱の通り道を作ります。

 

さて、ここで困ったことが…。

 

実は初日から分かっていたのですが、粘土が手に入らなかったのです。くらしの宿Cocoroで愛農かまどを作った時は、瓦の葺き替えの時に出る古い壁土をもらってきたのですが、砺波市(となみし)では近所でそれが手に入らないことが分かりました。手に入らなければその辺の田んぼや山を掘れば粘土は出てくるんですが、周囲には田んぼも山もありません…。う〜む、砺波市、恐るべし。

 

ホームセンターや瓦屋さん、左官屋さんなどいろいろ当たってみたのですが、全く見つからず。仕方なくスタッフさんに、お隣の石川県まで探しに行ってもらいました。そしてそこで無事に見つけてもらって事なきを得たのですが、粘土が手に入らないとはね〜。これには本当にビックリでした。

 

で、スタッフの熱い思いがこもったその粘土を水で練り、このように団子にして天板の上に敷き詰めていきます。

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団子状にした粘土を天板の上に敷き詰めていきます

 

ペタペタと粘土を敷き詰めたら、今度は左用の木枠を載せ、粘土に型をつけていきます。 これで左右両方の調理口に木枠が載った状態になります。

 

手順その④ レンガを積む

あとはひたすらレンガを積んでいくのみです。でも木枠の周りは細かくカットしなくてはならないので、レンガを削っては木枠に合わせ、合わなければ再度削り、合えばモルタルで固める、しかも水平を取りつつ、という神経を使う作業の繰り返しです。

 

この一連の作業が一番大変なところだと、改めて実感しました。レンガって切るのはとっても簡単なんですが、ミリ単位で立体的に削っていくのは、むちゃくちゃ難しいです。でも今回は若鶴酒造さんに超ベテラン技師さんがいらっしゃったので、予定していたよりも数倍早く作業が進みました。

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ようやくここまで来ましたよ!

 

二日目は9段目まで積んで終了! ベテラン技師さんの大活躍もあり、なんと予定通りの17時半前に終わってしまいました。

 

明日は早くも最終日。今日はゆっくり休みましょーヽ(´▽`)/

 

そんな愛農かまどがあるオーガニックな農泊、くらしの宿Cocoroのご予約はこちらから。

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本文にもありますが、晩ごはんはお客さまに愛農かまどで炊いていただきます! ご予約お待ちしていまーす♪

 

小さな田んぼのワークショップ、参加者大募集です!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今年も「小さな田んぼのワークショップ」(全10回)を開催しまーす♪ 

 

田んぼやりたい人、よっといで〜♡

 

機械の使用は最小限、除草薬や農薬を一切使わずに雑草が生えにくい田んぼを整え、肥料ではなく太陽や水、虫や微生物など自然の恵みを最大限に活かす自然栽培の稲作。まさに家族むけの小さな田んぼにふさわしい、稲作技術です。

 

そんな自然栽培の稲作を基礎からしっかりと学びます。育てるお米はもちろん「イセヒカリ」。うちでタネを採り続けて7年になるのかな。とーっても美味しいお米です☆

 

郡上2年目の小さな田んぼを舞台に、「小さな農家」を目指しましょう。

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農のあるくらしは楽しいよ♪

 

私たちの田んぼに関しては今までに何度かお伝えしてきたので、リンクを貼り付けておきますね。

kurashicocoro.hatenablog.com

  

私たちがみなさんに農の技術を伝えるのは、こんな意味があるんです、という記事はコチラから。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

さてさて、今回募集の「小さな田んぼのワークショップ」ですが、1年間(3月下旬〜11月)までの計10回のワークショップで、私たちが持っている田んぼに関する技術をぜ〜んぶ教えます! というなかなか大風呂敷を広げた内容です(笑) 

 

とは言え、農家出身でもないのに実際に小さな田んぼを始めちゃった家族も何組もいて、ホントよくできた内容だな〜と思います(って自分で言うな)。

 

そんなよくできたワークショップの詳しい内容です。

 

日程と作業内容

日程と、それぞれ日の作業内容はこのようになっています。基本的には日曜日に開催ですが、お天気の都合で前日の土曜日に前倒しになったり、一週間後に延期になることもあります。

 

  1.     3月  22日 あぜの草刈り、あぜ切り、あぜ塗り、ワラまき
  2.     4月  19日 タネモミの選別、温湯消毒、芽出しの準備
  3.     5月    3日 モミまき、獣よけのネット張り(雨天の場合はモミまきのみ)
  4.     6月  13日 田植え(少雨決行。予備日6月14日)
  5.     6月  28日 除草(1回目)
  6.  7月  19日 除草(2回目)、あぜ草刈り
  7.  9月    6日 はさの竹切り出し、はさ作りの練習
  8.   10月  11日 稲刈り、はさ作り、はさがけ(予備日10月18日)
  9.   10月  25日 脱穀、ワラ切り、ワラまき(稲刈りが18日の場合は11月1日)
  10.   11月  15日 みんなで持ち寄り収穫祭~♪

 

場所

岐阜県郡上市大和町牧にある、私たちの田んぼです。

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去年の田植えの様子です

 

郡上は水も景色もキレイで、本当にいいところなんですよ〜。
 

時間

朝8~9時に現地に集合、作業終了後に解散という流れです。作業内容により開始と終了の時間が異なります。午前中で終わる日も、お昼ご飯を各自でご持参してもらって午後まで作業する日もあります。

 

遠方からご参加の方は、前日から宿泊していただくことも可能です。前日はたぶんワークショップの準備でバタバタしていますので、それを手伝ってもらう代わりに、宿泊料金をお安くしようと考えています。詳しくはお問い合わせ下さい。

 

金額

1組につき33,000円です。

 

お一人でも、ご家族とでも、お友達とでも大丈夫です。お申し込みご本人さま、および同居のご家族さまは傷害保険代込みです。

 

そして収穫後のお楽しみとして、1組につき1畝分のお米をお渡しいたします! 自然任せの農作物なので年によって多い少ないのバラツキがありますが、少なくても15キロ程度はお渡しできると思います。 

 

ワークショップには何人で来て頂いても結構です。ただし、子どもちゃんだけでのご参加は事故やけがの恐れがありますので、必ず保護者同伴でお願いします。ご家族以外の方はご希望により、掛け捨ての傷害保険(一回350円)に加入することもできます。

 

募集期間と人数

募集期間は3/20までで、参加者は5組です。5組に達した時点で、募集を締め切ります。

 

お問い合わせ先

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えて下さい)

までお気軽にどうぞ。

 

Facebookページのメッセージや、ワタクシ個人へのメッセンジャー、ライン、お電話などでも受け付けています。田んぼの事前見学やくらしの宿Cocoroの見学も、いつでも受け付けていますので、お問い合わせの時にお申し込みくださーい。

 

田んぼ、楽しいよ〜♪

 

 みなさん、よろしくお願いしまーす!

 

 

富山で愛農かまどの講師になる(初日)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

先日こんなイベントを開きました。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

開催直前に企画〜集客という、ドタ開催中のドタ開催にも関わらず、愛農かまどにご興味のある方が数名来てくださいました! そのうち何名かは本気で愛農かまどを作りをお考えの方だったので、質疑応答がガチで面白かったです。

 

みなさん、ホントにありがとうございましたー!

 

当日は三重県で自給的な農を行いつつ、愛農かまどの普及活動の講師として全国を回られている野呂由彦さんにお越しいただきました。野呂さんは翌日から富山県砺波市(となみし)に行き、2泊3日で愛農かまどを作るご予定で、その前日にくらしの宿Cocoroでお泊まりいただいたのですね。

 

私たちが野呂さんのご指導の下、愛農かまどを作ったのが2019年の4月から5月にかけてだったので、9ヶ月ぶりの感動の再会でした。

 

野呂さんは南国三重県からお越しになられたのですが、当日の郡上はまさかの積雪…。慣れない雪道での運転がどうなることかと心配していましたが、予定時間を少し遅れて無事に到着されました。

 

今回のイベントは野呂さんによる愛農かまどの歴史や、いろんなエピソードなどのお話し会がメインでした。そしてやっぱり野呂さんのお話しがあまりにも深くて素晴らしくて、予定していた時間を大幅にオーバーして、みんなで聞き入ってしまいました。

 

そんな野呂さんのお話しを聞いているうちに、ワタクシの愛農かまどに対する熱い想いと、DIY魂が目を覚ましてしまったのです! 気が付いたら「愛農かまど、もう一度作りたいので富山にご一緒させて下さい!」と直訴していました(笑)

 

野呂さんは「Cocoroさんは一度かまどを作っているから勝手もご存じでしょうし、スタッフとして一緒に行きましょう」と快く同意して下さいました。全国愛農会の事務を努めるTさんと、3人で富山に向かうことになりました。

 

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出発前にパチリ。右端が野呂さんです。うちの奥さまは今回はお留守番

 

今回の愛農かまどを作る砺波市までは、通常だと高速で1時間半くらいの距離です。県は違えど、ほぼご近所さんレベルですね〜。でも当日は前日の雪の影響で高速道路が真っ白だったので、安全運転で2時間ちょっとかけて到着しました。

 

今回の愛農かまど作りは初日は午後からスタート。二日目はしっかりと作業をして、三日目の午前中にはある程度のところまで終わらせて、午後には撤収。という予定です。通常はまるっと三日間かけて作るので、それに比べるとやや強行日程です。

 

現地に到着してビックリしました!

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富山県砺波市にある『若鶴酒造』さんです!


なんと造り酒屋さんだったのです! お酒大好きのワタクシとしては、いきなりテンションが上がります!  って、おまえは一体何をしに来たんだ(笑)

 

まずは酒蔵の中をいろいろと案内してもらいます。でも今は日本酒仕込みの真っ最中。とても大切な時期なので、日本酒の蔵には入れませんでした。

 

じゃあどこを案内してもらったのかと言いますと

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ジャジャーン!

 

なんとウィスキーの蒸留所でした! 若鶴酒造さんは三郎丸蒸留所という屋号で、戦後間もない頃からウィスキーも作られているんですね。

 

いや〜、ますますテンションが上がるワタクシ。蒸留所には完成したばかりの新型の蒸留ポットが設置され、伝統とイノベーションが同居しています。積み重ねられた樽。そして館内に立ちこめるウィスキーの香り。

 

一杯、また一杯と盃が進みます。

 

こりゃー困った。仕事にならん…。

 

なーんて冗談はさておき、お酒は夜までグッと我慢。お昼ご飯を食べ、さっそく愛農かまど作りの準備に取りかかります。

 

さて、若鶴酒造さんのスタッフも集まってきて、いよいよ愛農かまど作りが始まりまーす!

 

愛農かまど作りの手順はこんな感じなのですよ。

 

愛農かまど作り・初日 

手順その① 設置場所を決める

まずは設置場所を決めます。愛農かまどは熱がほとんどかまどの外へ逃げないので、比較的壁の近くに設置することができます。で、こんなところに設置しようとすると、だいたいみなさん驚かれます。壁に近すぎて危ないと思われるんです。

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壁から35センチほど離して設置することに決めました

 

でも大丈夫なんですね〜。くらしの宿Cocoroで設置した時はかまどが熱を持つと思っていたので、壁からもっと距離を取ったのですが、もうちょっと近づけてもよかったかな、と後で思いました。

 

手順その② 四隅にレンガを置き水平を取る

次は早くもレンガを置いていきます。セメントと砂、消石灰を水で練って「モルタル」を作り、1つずつレンガを積んで固定していきます。

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まずは四隅のレンガの水平をしっかりと出します!

 

まずは2隅にレンガを置き、その水平を出します。水平が出たらもう1個レンガを置き、その水平が出たら次の1個、と順番に1つずつレンガを置いていきます。 

 

ここでしっかり水平を出さないと、後に行くほどドンドンゆがみが出てきます。そうなってしまっては修正がききません。1つ積んでは水平をみて、段が積み上がってきたら今度は垂直もみて、と頭と体を使った緻密な作業が続きます。

 

ちなみにくらしの宿Cocoroで愛農かまどを作った時は、むちゃくちゃ美味しいパンをやくパン屋さんの友人が手伝いに来てくれたのですね。パンを焼く技術とは関係ありませんが、彼らの水平、垂直を合わせる技がとってもすごかったので、うちのかまどさんはかなりピシッとした姿になりました。さて、今回はどんなかまどになるのかな〜。

 

手順その③ レンガを積む

愛農かまどは全部で約200個の赤レンガを使います。耐熱レンガも2つだけ使いますが、あとは全て赤レンガです。耐熱レンガじゃなくても大丈夫なことにもみなさんビックリしていました。ワタクシも最初は驚きました。

 

作業をしながら、野呂さんが愛農かまどについていろんなお話しをしてくれます。

 

実は赤レンガを使うには大きな理由があるんです。赤レンガの方が、耐熱レンガよりもずっと安いのですね。

 

そもそも愛農かまどは戦後の食糧難の時代に「日本で飢え死にする人を1人も出さない!」という理念で開発され、普及しました。戦後だから煮炊きをするための木も、それほど豊富には手に入らない。少ない木で、いかに効率よく調理できるか、を念頭に置いて愛農かまどは開発されたのです。

 

そんな時代なのでレンガを購入するお金も大変だったのでしょう。そこで赤レンガの登場です。そんな愛農かまどの精神は今も受け告げれているのですね。

 

そんな野呂さんの愛農かまどトークを聞きながらも、みなさん手は休めません。せっせせっせと作業を続けます。

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慎重に作業が進められます

 

今後の作業を考えると、初日は6段目まで積む必要があります。今回はスタートが午後からということもあり、時間にあまり余裕がありません。みなさん遅くまで頑張ってくれました。

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投光器まで設置してもらって、遅くまで作業を続けました!

 

なんとか作業を終えたのは午後6時半ごろだったかなぁ。前日に積もった雪が、写真で見るといい感じです。それにしても寒かったー!

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モルタルの中の水分の凍結を防ぐため、毛布で養生します

 

で、最後はこんな感じ。まるでこたつです(笑)

 

これにて初日は終了。二日目に続きまーす。

 

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もちろん晩ごはんは愛農かまどで炊いていますよ! ご予約お待ちしていまーす♪

緊急企画! 『愛農かまどトーク』開催します!

《シェア・拡散大歓迎です! よろしくお願いします》

 

緊急企画! 『愛農かまどトーク

 

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今回はとーっても急なお知らせです。

 

来週の月曜日・2月10日に、愛農かまどの普及で全国を回られている野呂由彦さんが、くらしの宿Cocoroにお見えになります。

 

くらしの宿Cocoroが愛農かまどを作った時にも、大変お世話になった野呂さん。

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こんな風に愛農かまどを作ったのです

 

愛農かまどがどんなもので、どれくらい素晴らしいのかは当日お話しする予定ですが、実はそれ以上にお伝えしたいのが、野呂さんの考え方や生き方! 

 

もうね、ホントに素晴らしいのです。そんな野呂さんをみなさんにご紹介したいと思い、突発的にこのイベントを企画しちゃいました!

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くらしの宿Cocoroの愛農かまどさん。働きものです!

 

当日は二部制です。

 

第一部では、野呂さんによる愛農かまどの歴史紹介や、くらしの宿Cocoroの多田のお話し、質疑応答が中心です。

 

そして第二部は、みんなでご飯を食べてワイワイ交流会。野呂さんの味わい深〜いお話しも聞けると思いますよ。平日でしかも開催ギリギリの告知ではありますが、野呂さんと交流できるまたとない機会です。みなさん、ふるってご参加くださ~い。

 

当日のイベントはこんな感じです。

 

【場所】

くらしの宿Cocoro (岐阜県郡上市大和町牧740番地)

 

【時間】

第一部 14:00~15:30

 

第二部 18:00~20:30

 

【内容】

第一部 14:00~15:30

・野呂さんによる愛農かまどの歴史や、普及に関する取り組みなどを紹介

・多田による愛農かまどの作成にまつわるいろんなエピソードをお伝え

・参加者さんとの質疑応答

 

などを、オーガニックのコーヒーやお茶なんかを飲みながら、手作りのお菓子でも食べながら、ゆ~っくりと楽しんでくださいね。

 

第二部 18:00~20:30

・愛農かまどでご飯炊き体験

・食事

・交流会

 

こちらはまったりと、愛農かまどのある「くらし」を味わっちゃいましょう、という趣旨です。お酒も別料金になりますが、美味しい地酒を中心にいろいろと取りそろえていますよ~。なお、ご宿泊をご希望の方は、プラス6,000円でご宿泊も可能です。

 

【参加費】

第一部 1,000円(定員15名・お飲み物、お菓子付き。小学生以下の子どもちゃんは無料です)

 

第二部 2,000円(定員6名・うち3名さままでご宿泊が可能です)

 

【駐車場】

フィールドミュージアムの西約100メートルにある、牧集会場の駐車場をご利用下さい。くらしの宿Cocoroへは、徒歩2分ほどです。

 

【お申し込み方法】

Facebookイベントの参加ボタン、Facebookのメッセージ、Eメールのいずれかにてお申し込みを受け付けます。

 

一部、二部のどちらにご参加かをお知らせください。ご宿泊をご希望の方は、その旨もお伝えください。ご宿泊は先着3名さま限定です。メアドはこちら!

 

kurashicocoro☆gmail.com(☆を@に変えて下さいね)

 

かまど好きはマスト参加の本イベント! 全国のかまど好きさん、いらっしゃーい!

 

なお、今回は緊急企画につき、キャンセル料は不要です! 「行けるかも!」と思ったら、どしどしお気軽にお申し込みくださーい♪

 

たくさん方にお目にかかれるのを楽しみにしていまーす。

 

スマメ、外しました(後編)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

前編からちょっと時間が空いてしまって、すいません。

 

実はあの記事をアップした直後に、電力会社から「あの記事を削除して下さい」とクレームが…。

 

なーんてことがあったりするわけもなく、お味噌仕込み教室やらお料理教室やら、その他プライベートなできごとでバタバタしていた、というのが時間が空いてしまった理由でございます。

 

早く続きが読みたい、というお声もいただいていたのに、お待たせしてすいませんでしたー<(_ _)>

 

さて、くらしの宿Cocoroに付いていたスマートメーター(愛称スマメ)を外そうと思い立った経緯はコチラから。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

 今回の目次です

 

測定開始!

前編にアップした表を見てもらうと分かりやすいんですが、電磁波には周波数の高い、低いがあるのですね。周波数が低いのが「低周波」、高いものは「高周波」と呼ばれます。一般的に耳鳴りや頭痛の原因になっているものは、「低周波」が多いそうです。

 

測定その1

ということで、まずはスマメ自体が発している「低周波」を測定します。

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こんな機械で測定するんですね

 

縦、横、奥行きの3方向で電磁波(磁界)を測定します。数値はそれぞれ0.01μT(マイクロテスラ)〜0.03μT 程度でした。

 

電磁波協会で安全だと言われている数値が3mG(0.3μT)未満なので、その10分の1の数値ですね。

 

上司さんが「ね〜、大丈夫なんですよ!」と、細かく安全だぜアピールを差しこんできます。

 

この0.03μT という数値がどれくらいかというと、IH調理器の1万分の1です(IH調理器は測定距離0センチで最大350μTくらい)。こたつの千分の1です。へー、スマメって電磁波弱いんだな〜。

 

…ちゅーかIH調理器、電磁波強すぎやろ!! 

 

というツッコミはさておき、家庭にある電化製品と比べても、微々たるものであることは間違いありません。

 

次に家の中、ゲストルームでも測定してみました。

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数値が見づらくてすいません


値はさらに下がって(発生源から離れるので、上がるわけがないのですね)、0.00〜0.02μTです。測定が正確なら、「ほぼゼロ」と言ってしまっていいレベルです。

 

測定その2

次にスマメが情報を発信する時に出す、「高周波」を測定します。

 

で、ここがワタクシにはよく分からなかったのですが、スマメが発する高周波の測定はできないらしいんです。代わりに携帯基地局から飛んできている電磁波を測定しました。

 

なんでスマメからの高周波が測定できないんでしょうか?? スマメから情報を送っている時間や回数が企業秘密とか?? いろいろ調べてみたのですが、やっぱり分かりませんでした。どなたかご存じの方がみえましたら、教えて下さーい。

 

しかしできないと言われてしまえば仕方がないので、基地局からの電波を測定します。測定値は14μW/c㎡(マイクロワット/平方センチメートル)…。

 

ここでも上司さんが「うん、低いですね」と的確な(?)コメント。

 

しかしこっちとしては、また出てきた新しい単位に頭がグルグルです。高いのか低いのか、さっぱり分からんし。

 

国の安全基準は1000μW/c㎡だそうです。1000と14。おお、めっちゃ低いじゃないか! と短絡的に考えてしまいましたが、後で調べるとEUの安全基準は0.1μW/c㎡ですってよ…。国によってこんなに基準が違うなんて、ホントにもう困ったなぁ。

 

とまぁ、悩みは尽きませんが、基地局から勝手に飛んでくる電磁波なので、ここはひとまずその数値を受け入れるしかなさそうです。

 

スマメを外す

ここで担当者さんから「電磁波は今見てもらった通りでそれほど出ていませんが、どうされますか?」と聞かれました。

 

意外にも上司さんまで「じゃ、外しちゃいますか」とノリ気です。って、あなた今までさんざん安全アピールしてきたんとちゃうんかい!

 

電磁波の数値がどう、という科学的な答えでは、きっとお客さまは納得しないだろうと思い(あとワタクシは国の安全基準値にも多いに疑問があるので)、ここはスッキリと外してもらうことにしました。

 

でもスマメって、メーターと送受信機の総称なんです。以前はメーターもアナログのものに戻せたらしいんですが、今はもうアナログメーターの製造はストップしています。なので実際にはメーターはデジタルのまま、送受信機のみを外す、という作業になりました。

 

ここでやっと作業員さんの出番です。どんな作業なのかワクワクして見ていたところ、ものの1分くらいでアッサリ終わりました。パカッとフタを開けて、ピッと線を抜いて、カシャッと送受信器を外すだけです。まさに瞬殺でした。

 

ちなみにスマートメーターってこんなのなんだー、わ〜い、ネタが見つかったぞ、と写真を撮ってたら、上司さんからSNSにはあげないで下さいね♡」とやんわりダメだしが…。ううっ、見抜かれとる(笑) ひょっとしてこのブログも読んでるんじゃないのか?

 

しかし男の約束は命よりも大事。仕方ありません。いやいや、これブログやし! SNSと違うし! とトンチを効かせるつもりもございません。

 

というわけで、お茶を濁すべくネット上に落ちていたスマメの写真をアップしておきます。

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どうしてアップしないでと言った会社のウェブサイトに写真があるのでしょう?

中部電力ウェブサイトより

 

ん〜? くらしの宿Cocoroに付いてたのと全然違う…、気がする…。写真でも隠しているところを見ると、やっぱり企業秘密なのかしら?

 

そして送受信器を外したメーター単体がコチラ。これはちゃんと上司さんからアップの許可を得ました!

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スッキリしましたよ!

 

メーターの下の方に送受信器が付いていたのですが、それを外してくれました。それだけで何かスッキリした気分だよ! 電力会社のみなさん、ありがとうございました!

 

そして上司さんから意外なひと言が

 そんな作業が終わって、みんなでホッと一息ついていた時に上司さんが、「これは実現する可能性は低いと思うんですが…」と前置きをした上で、こんなことを伝えてくれました。

 

「実は他のお客さまからもスマメをやめたい、という声がありましてね、会社でも新しいメーターを検討はしているんです。でもそれがどんなもので、出せるのかどうか分からないし、いつになるのかも全然分かりません」

 

お〜! ここへ来て上司さん、まさかのキャラ変! 

 

みんないろんな場所で、理想と現実の狭間でもがいてるんだな。ワタクシ、そうやって葛藤する人が大好きです。そういう人が増えないと、世の中ってドンドン悪くなっていきそうな気がするのですよ。頑張れ〜、上司さん!

 

スマメを外して変わったこと

スマメを外してもらって変わったことをいくつかお伝えしますね。

 

  • 原因不明の奇病が治った
  • 宿のご予約がバンバン来るようになった
  • 福山雅治に似てるね、と言われるようになった

 

…なんてことが起きるハズもなく、以前と変わらない平穏な日々を送っています。ワタクシの体にも何か変化があるのかしら、とちょっと期待していたのですが、どうやら何もなさそうですね〜。

 

でもそれは私たちが鈍感だからなのかもしれません。電磁波過敏症のお客さまがみえた時に、ぜひ感想を聞いて、みなさんにご紹介できればと思っています。

 

そんな電磁波の少ないオーガニックな農泊、くらしの宿Cocoroのご予約はコチラから!

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ご予約、お待ちしてますよ〜♪

スマメ、外しました(前編)

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

先日、くらしの宿Cocoroに付けられていたスマートメーター(通称スマメ)を外しました! と言っても、DIYで外したわけではありません。ちゃんと電力会社の方に来てもらって、外してもらいました。その時、電力会社の人が「スマメ、スマメ」と言っていて、それが何だかかわいらしかったので、ワタクシもそれに倣おうと思います♡

 

今回はどうしてくらしの宿Cocoroがスマメを外そうと思ったのかについて書いてみますね。

 

目次です

 

そもそもスマメって?

なんだか分かるようで、実は分かっていないスマメ。

www.chuden.co.jp

 

電力会社の説明を見ても、それが何なのかよく分かりませんね〜。何だか分からない上に「この商品のメリットはですね!」と突然メリットを紹介されても、アンタは怪しげな訪問販売かよ、と疑いたくなります。

 

ま、調べてみたらすぐ分かりました。どうやら

 

  1. 電力使用量をデジタルで計測する電力量計電力メーター
  2. 測定したデータを遠隔地に送ることができる送信機能が付いている
  3. 電気の使用量(kWh)を細かい時間単位(30分)で把握することができる
  4. 測定したデータを30分おきに送っているらしい

 

というもののようです。1と2は何となく知ってたけど、3と4は気にしてなかったな〜。でも確かに請求書を見ると、電気の使用量が時間ごとに細かく載ってますね。

 

どうしてスマメが気になったのか

実はですね、ワタクシはくらしの宿Cocoroにスマメが付いていることは知っていましたが、それまでほとんど意識してなかったんです。ところがうちに来られたお客さまが「ぼんやりと頭痛がする」とおっしゃるのですね。

 

そして「ひょっとして、スマートメーター付いてます?」と聞かれたんです。そして「はい、付いてますよ」とお答えしました。

 

そのお客さまが言うには、化学物質過敏症の人は、電磁波にも過敏に反応することがあるらしい。それが影響して頭痛がするのではないか、ということでした。

 

調べてみると、確かに電磁波に過敏に反応する方の場合、そのような症状が出ることがあるようです。

 

電力会社に相談してみる

そこで管轄の電力会社に、宿をやっていて、お客さまからこのようなご指摘があったのだが、どうすればいいだろう? と相談をしてみました。

 

こういう相談って、さぞ嫌がられるだろうなぁと思っていたのですが、意外にも好意的な反応の担当者さん。

 

「お客さまが不調を訴えられたんですか。それは大変ご迷惑をおかけしました」

 

から始まり、

 

「つきましては近日中にスマートメーターの電磁波を測定に伺います。それでもご不安で、もしご希望でしたら、その場でスマートメーターを外させていただきます」

 

ええ〜、こんなにアッサリしてていいの? くらいトントン拍子で話が進みました。

 

しかし担当者は疑問に思った

担当 「ところでくらしの宿Cocoroさまは、お宿をされているのですか?」

 

ワタクシ 「はい、そうです」

 

担当 「それはどこか別の場所で営業されているのでしょうか?」

 

ん? この人何を聞きたいんだろう? 

 

意味が分からず、とりあえず「ここでやっていますが…」とお答えしてみる。すると

 

担当 「ええっと、電力の消費量を調べてみたのですが、その〜、あまりに少なくて…」

 

と言葉に迷いながら伝えてくれました。そこでようやく、担当者さんが何が聞きたいかが分かりました。

 

うち、電力の消費量がハンパなく少ないんです。営業がどうこうってレベルじゃなくて、たぶん一般的な家庭よりもずっと少ないです。

 

どれくらい少ないかというと

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これが令和元年の最安値でした! 

 

電力会社も目を疑ったことでしょう。まさかの1,198円!(しかも税込み) そりゃーこれで宿を営業してるとは考えられないですよね(笑) でもまだこの時期はプレオープンすらしていなかったので、ワタクシと妻の2人で消費した電力ですね。

 

ちなみに去年の最高値は2,177円でした。この時は一ヶ月間、ほぼお客さまがみえたので、3人で消費した量です。

 

くらしの宿Cocoroは一体どうやってこんな電気消費量でくらしているんだ? は別の機会を設けて詳しくお伝えします。

 

あ、ロウソクとか灯してないですよ! ちゃんと普通にくらしてますからね(笑)

 

電力会社の人がやってくる

当日、電力会社の人は3人でやってきました。1人は電話で話した担当者さん、もう1人はその人の上司さん、そして作業員さんです。

 

担当者さんは電話の通り「ご迷惑をおかけしてすいません」的な感じだったのですが、上司さんがなかなかいいキャラでした(笑) 挨拶を交わした後は、手をポケットに突っ込んだままで

 

「電磁波の被害ってのは、実際にはないんですよね〜」

 

と、根拠のよく分からない断定。非は一切うちにはないからな的なスタンスです。お〜、さすが電力会社。さすが上司さん。これくらいキャラが立ってないとね!

 

電磁波には種類がある

で、実際に電磁波を計ってもらいます。その時に見せてくれたのが、こんな図でした。

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身の回りの電磁波をまとめた図。こうしてみるとたくさんありますね

電磁界情報センターホームページより抜粋

 

上司さんから「私たちがくらしている中に、電磁波っていっぱいあるんですよ。決して悪者じゃないんです」という説明(安全アピールか?)を受けました。

 

そして担当者さんは、スマメ自体が発している電磁波は「超低周波」で、データを送る時は携帯電話と同じ「高周波」だと説明してくれました。

 

そしていよいよ測定です! う〜ん、どんな数値が出るのかドキドキするわ〜。

 

後編に続きます。

 

 

お味噌仕込みセット、販売開始です!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今年も自然栽培・お味噌仕込みセット』を販売しまーす! 

 

ただでさえ販売数が少ないのに、リピーターさんからはもうすでにご予約をいただいていて、いつも告知とほぼ同時に売り切れる幻の人気商品(笑)です!

 

今年はどうだろうなぁ。初めてのお客さまにも買ってもらえるといいなぁ。

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これはくらしの宿Cocoroで仕込んでいるお味噌。みなさんのご家庭でもぜひ仕込んでみて下さいね!

 

そんな『お味噌仕込みセット』はこのような内容です。

 

  • 味噌用大豆『福丸』(1kg)
  • お米『イセヒカリ』の米麹(1kg)
  • フェアトレードの天日塩『カンホアの塩』(約520g)
  • お味噌を仕込むための『オリジナル工程表』

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こんな感じでーす

 

出来上がりのお味噌は約4キロ、塩分濃度は約13%になります。くらしの宿Cocoroで普段お料理に使っているお味噌と、全く同じ材料とレシピです。

 

大豆やお米はもちろん私たちが無農薬・無肥料で自然栽培したものです。詳しくはコチラをご覧くださいね〜。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

お味噌の原料から仕込み方のコツまで、全てが詰まったセットです。特に『オリジナル工程表』は、お味噌の仕込み方を時系列で詳しく書いてありますので、初心者の方でも安心して仕込んでいただけますよ〜♪

 

ご家庭でご用意いただくものは

 

  • お味噌を仕込む容器(5リットルくらいのもの)
  • 重石(1.5〜2キロくらいのもの)
  • 味噌の上面を覆うもの(ラップなど)

 

です。あ、あとお味噌を茹でる鍋とか、大豆を潰すためのすりこ木とすり鉢なんかもいりますね〜。 

 

お値段は1セット5,500円(本体価格3,700円、クール便での配送料1,800円)です。くらしの宿Cocoroまで引き取りに来ていただければ、配送料はかかりません。

 

今年は15セットの限定販売です。うぅ、毎年少なくてホントすいません…。

 

お支払いは現金か、銀行振り込みか、PayPayのいずれかでお願いします。お支払いを確認できた方から、ご注文を確定させていただきます。

 

ご予約は15セットに達した時点でいったん終了し、その後はキャンセル待ちになります。数が数ですのでほぼキャンセルはでないかな。ですので「これは!」と思われた方は、お早めにお申し込み下さいね〜。お申し込み先はこちらです。

 

kurashicocoroアットgmail.com(アットを@に変えて下さいね)

 

さらに!

 

セットにプラスして、麹を増やすことも可能です。麹は1キロ1,700円になります。おいしい生麹で、甘酒や塩麹を作っていただけますよ〜。麹は冷蔵庫で3週間くらい、冷凍庫で2ヶ月くらい保存ができます。追加をご希望の方は、ご注文時にお申し付け下さい。

 

お届けは2月10日過ぎを予定しています。

 

お味噌を仕込むのって、実はとっても簡単なんですよ。一度学んでしまえば、次からはご自分で仕込めます。失敗することもほとんどありません。

 

こちらにざっとした流れが書いてありますので、ぜひご覧ください。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

そうは言っても作り方がよく分からないから不安だな~、という方に朗報です! 

 

くらしの宿Cocoroがお味噌を仕込む時に、見学&お手伝いに来てください。セットご購入の方のみですが、無料でご参加いただけます。

※ご宿泊をご希望の方は、宿泊費をいただきます。

 

くらしの宿Cocoroのお味噌仕込みは2月中旬に開催する予定です! 参加をご希望の方は、ご注文時にお申し込みください。日程が決まり次第、個別にご連絡を差し上げます。

 

その他分からないことがあれば、どんなことでもお気軽にご質問下さい。たくさんの方に(つっても15セットだけどね…)ご家庭でお味噌仕込みを楽しんでもらえるといいな~♪ 

 

商品のお問い合わせやご注文はこちらから。

 

kurashicocoroアットgmail.com(アットを@に変えて下さいねー)

 

それではみなさん、よろしくお願いしまーす<(_ _)>

 

くらしを楽しむにはコレをやろう!

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

今年は全国的に暖冬だとは聞きますが、私たちがくらしている郡上って、いわゆる雪国なんですよね。

 

でも年が明けて2週間以上も経つというのに、まだ一度も雪が降りません…。ここ数年、農業を続けながらずっと感じていたことですが、これってかなりヤバいです。虫は増える。病気も増える。でも水は減る…。

 

異常気象とか、地球温暖化とか、限界点を超えたとか、いろいろ言われてますけど、本当にヤバい状況です。この先本当にどんな世界になってしまうんだろう。私たちは生きていけるんだろうか。う〜ん、不安です。怖いです。

 

って、不安がってばかりいてもしょうがないんですけどね。

 

その不安を解消するための具体策として、私たちは自然栽培や『くらしの宿Cocoro』を始めたわけだし。今やっていることで十分だとは全然思っていませんが、それでも私たちが目指すくらしのあり方が、これから先のヒントになればいいな〜、なんて思っています。

 

というわけで、今回は私たちがどんな風にくらしているのかを、少しお伝えしたいと思いまーす。

 

目次です 

 

農に明け暮れる日々

私たちは2011年から農業の世界に入りました。農家として独立したのは翌2012年。それから7年間、自然栽培をしながら専業農家として生計を立ててきました。

それはそれでとっても充実した日々だったのですが、ちょっと充実しすぎたとでも言いましょうか、なんと言いましょうか…。要は毎日むちゃくちゃ忙しかったのです。

当然、家は中も外もくっちゃくちゃ(涙)


畑と田んぼをしっかりやって、自分たちが望む食べ物は手に入るようになりました。よし、これからはくらしを整えていくぞ! と思っても、日々の作業に追われてそんな時間を作ることすら難しかったのです。

 

これではいかんな〜、どうしたもんかな〜、と数年間思い続けていたところ、ひょんなことから移住をして、農泊をやってみようという話になったのですね。その辺りの経緯はコチラから。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

農からくらしへのシフト

そこで今までやっていた畑や田んぼを研修生に引き継いでもらい、私たちは今いる郡上市へと引っ越したのです。

 

引っ越してまず考えたのは

「くらしを整えよう!」

ということでした。

 

畑の開墾や野菜の新規販売先の開拓など、いろいろやりたいことはありましたが、そこはグッと我慢。何はなくとも家を片付け、壊れているところは直し、壁を塗り、床を貼り、お客さまをお迎えできるようにくらしを整えよう、と思いました。

 

当時の1日はこんな感じ。

 

朝起きる

朝ご飯

家の掃除や片付け

家の改装や補修

 

お昼ご飯

家の改装や補修

必要なものがあれば買い出し

作業の後片付け

 

晩ごはん

 

寝る

 

以下繰り返し

 

 まー、見事に家のことばっかり。おかげであれほど酷かった家が…

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まさにゴミ屋敷…、は言い過ぎだな

 

春が終わる頃にはこんな感じになりましたよ!

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まさにビフォーアフター

  

ネコ、ゴロゴロしてますね(笑)

 

で、日々いろんな作業をして思ったのですが、くらしって手をかければかけるだけ楽しくなるんですね〜♪

 

専業農家の頃は時間がないことを言い訳にして、くらしのことは最低限しかやってこなかったんです。知識も技術もなかったので、家のメンテナンスや改装などを業者さんにお任せすることも多かったな。今考えると、もったいないことをしたもんだ。

 

郡上に来て実際にいろんなことを自分たちでやってみると、意外と何でもできるんですよね。分からないことはネットや本でしっかり調べて、 準備万端で臨みます! ま、それでもやってみるとネットには書かれていない現実に直面して失敗したり、どう作業したらいいのか分からなくて戸惑ったりするんですけどね…。↓こんな感じでね(笑)

kurashicocoro.hatenablog.com

 

でもそういうことも含めて、やっぱりくらしって楽しいよなぁと思うのです。

 

そこで思いついたのが!

 そんな時に思いついたのが「くらしエンタメ化計画」です。

 

くらしの中にエンタメを作るのではありません。くらしそのものをエンタメにしちゃえ、という乱暴な(?)提案です。

 

みなさん、ちょっと考えて見て下さい。そもそもですよ。

 

くらしが楽しければ、毎日の作業(掃除やご飯作りなど)がわずらわしいと思うことはありません。

 

くらしが楽しければ、テレビを観たりゲームをして時間を潰す必要はありません。

 

くらしが楽しければ、休みのたびに人で賑わうショッピングモールに行く必要はありません。

 

くらしが楽しくないから、しんどいから、その代替品としての嗜好品やエンタメを求めて、みんないろいろやってるわけですよね。でも代替品があろうがなかろうが、私たちが生きる根本はくらしなのです。じゃあやっぱりくらしそのものを楽しめる方が、きっと人生が豊かになるハズなんです。

 

そのためにはどうしたらいいのか? 

 

くらしを楽しむ方法とは

それはですね、とーっても逆なことのように思えますが

 

作業の手間を増やす。

 

これに尽きます!!

 

ふっふっふ。信じられないでしょう。何を隠そう、ワタクシも最初はそうでした(笑)

 

  • 掃除機を使って掃除をするのではなく、ほうきや雑巾で隅々まで徹底的に掃除をする。

  • 楽してインスタントなお料理を作るのではなく、イチから手間をかけて料理をする。

  • 既製品を買ってくるのではなく、自分で作ってみる。

  • 電動工具を使うのではなく、手作業で時間をかけて作業する。

  • 近くのスーパーへ、車ではなく歩いて行く。

 

そんな手間をかけることで、実はくらしってとっても楽しく豊かになるんですよ~。

 

逆に、楽をしようと思えば思うほど、くらしはドンドン面白みのないものになっていきます。

 

なんでかな〜。不思議ですよね。まるで童話『モモ』に出てくる、灰色の男のような話です。時間を節約してわーい得をした! と喜んでたら、実は人生の大切なものを奪われてました…、みたいなね。

 

ま、コレばかりは実践あるのみです。ぜひ一度、ホンマかいなと思いつつも、トライしてみてくださーい。たぶん半年もすれば、その魅力が見えてくると思います。もし見えてこなかったら、1年くらい続けてみてください! 

 

やってみたけど全然分からんぞ!  って方は、くらしの宿Cocoroに遊びに来てくださーい。手間をかけた楽しいくらしを体験していただけます!

 

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くらし、楽しんじゃいましょう♪ ご予約、お待ちしてまーす。

 

DIYで薪ストーブ設置【特別編】 薪ストーブを安く設置する4つのポイント

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農泊を営む、くらしの宿Cocoroです。

 

突然ですけど、薪ストーブって導入するのにけっこうまとまった額のお金が必要なんですよね。お金がなきゃ薪ストーブなんて導入できないよ、というご指摘はごもっともなんですが…。

 

でもお金がないという理由で諦めるのはイヤだ! やっぱり薪ストーブを設置したい! という熱意ある方に向けて、薪ストーブを格安で設置するために押さえておきたい4つのポイントをお伝えしますよ!

 

今回はちょっと長めですが、ぜひ参考にしてくださいね〜。ただし、薪ストーブには火災という極めて大きなリスクがあります。格安設置をしつつ、一方で火災のリスクをいかに低くするか。ここが一番重要であることは言うまでもありません!

 

DIYでどうやって薪ストーブを設置するのか、という記事はコチラからどうぞ。薪ストーブの選び方、設計、煙突の取り回し、実際の設置、そして煙突掃除までを4回に分けて詳しく書いてみました。

kurashicocoro.hatenablog.com

 

そして薪ストーブを設置した時の記事がヤフーやグーグルでかなり検索されているようです。コレですね。設置編が一番読まれているということは、みなさんかなり本気だわ(笑)

kurashicocoro.hatenablog.com

 

ということはですよ! 

 

今回の記事もあながちムダ情報ではないんじゃなかろうか? というわけで、1人で張り切っていきます!

 

目次です

 

薪ストーブの設置にかかる費用とは

薪ストーブの設置にかかる費用は、単純にこの4つです。

 

  1. 本体代
  2. 煙突代
  3. 設置工事代(設計費含む)
  4. アクセサリー代

 

ということは、この4つをいかに下げていくか、ということなんですが、それがなかなかうまくいきません。なぜなら、ほとんどの人が情報や技術(=ノウハウ)を持っていないからです。

 

ワタクシの場合、ハッキリ言って1〜3まで全く何もありませんでした(4に関しては最初からちょっと思うところがありました)。なので本やネットで情報を集めたり、人に聞いたり、実際の設置現場を見たり、DIYの腕を磨いたりして、ノウハウの取得や技術のレベルアップに努めました。

  

薪ストーブ格安設置 その①

本体の価格を下げる

そりゃそーだわ、という話です(笑) 

 

そんなこと誰でも思いつくってーの、という話です。でも、実はそこに大きな落とし穴があるのですよ…。

  

メリット

薪ストーブは安いものは数千円から、高いものは何百万円(!)もするものまであります。ここは実際に大幅に予算に関わってくる場所なんですが、その前にちょっと落ち着きましょう。

 

予算に応じて買うものを選ぶのは当たり前です。でも薪ストーブって、星の数ほど種類がいっぱいあるんですよ。まずそのたくさんの種類の中から、自分に合ったものを選ぶのが大変です。

 

それが落とし穴につながっているのですよ…。

 

落し穴

この時やってしまいがちなのが、予算からストーブを選んでしまうこと。特に格安設置を目指す人は、まず総予算を決めて、そこから本体はいくら、煙突はいくら、と大体の予算を振り分けていると思います。総予算が60万円だから本体代は20万円以内だな、とかそんな感じで。

 

実はそれが落し穴なんですね〜。

 

ノウハウがない状態で、とにかく安く安く、とやってしまうと、かなりの確率であとでガッカリします…。そしてそれをまた安く改善しようとして、余計にお金がかかってしまうことも…。しつこいようですが、火災の危険性もありますしね。

 

特に薪ストーブのような、くらしを豊かにしてくれる道具は、ちゃんと時間をかけて、いろいろ勉強して、じっくり検討して、自分たちのくらしの中に落とし込む必要があると思います。

 

この「何かをくらしの中に落とし込む」作業って、実はむちゃくちゃ大事で、それだけで楽々1本記事が書けてしまうくらいなんですが、ここはひとまず「ふむふむ。そうか、くらしの中に落とし込む必要があるんだな」くらいに考えておいてください。

 

くらしの宿Cocoroの場合は

私たちがくらしの中で薪ストーブに求めたものは、こんな感じでした(順番は思いつきで、優先順位ではありません)。

 

  • 郡上の豊富な森林資源を有効活用したい
  • でも薪はできるだけ少ない方がいい
  • 郡上は寒いからハイパワーのものを
  • 簡単に扱えてメンテナンスがしやすい
  • 長寿命
  • 調理ができる
  • 自分で設置できる
  • 本体が軽い

 

そこでいろいろと調べ、最終的にMOKIというメーカーのMD80Ⅱという機種を選びました。

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このヒトです! うちでは「モキさん」と呼んでいます

 

格安で薪ストーブを設置をお考えの方は、ほとんどの人が自分で設置しようと思われているはずです。それには最後の「本体が軽い」ってのが、めちゃくちゃ重要になります! 普通の鋳物の薪ストーブは、重さが大体150キロくらいあります。重いものは200キロを超えます。

 

古民家であれば、床の補強が必要になります。でも何より、150キロを上回るものは、人力では運べません。

 

くらしの宿Cocoroが設置した「モキさん」はその半分以下、わずか70キロしかありません。大人が2人いれば、大した苦労もなく運べます。そのおかげで、業者さんに頼まずに、床の補強もなしで、自分でポンと設置ができたわけです。

 

薪ストーブ格安設置 その②

煙突の価格を下げる

薪ストーブのことを勉強して初めて知ったのですが、煙突ってむちゃくちゃ高価なんですね〜。本体と同じくらいか、場合によってはそれ以上します。

 

なので、煙突のコストを下げることでも、大幅な節約ができます。

 

くらしの宿Cocoroでは、ハゼ折りシングル煙突(銀色)を付けました。セオリー的には断熱2重煙突を付けることが多いと思いますので、私たちが選んだ煙突はちょっと珍しいタイプだと思います。でもこれ、ただ単に安くしたかったわけではないんです。実はそこにはちゃんと理由があるんですね〜。詳しい理由はコチラをご覧下さい。

DIYで薪ストーブ設置④ 「煙突掃除をしてみました」編 - くらしの宿Cocoroのブログ

 

メリット

安さで考えるとハゼ折りシングル煙突が断トツです。断熱2重煙突の半分以下の金額で購入できます。煙突を支える部品も安いし、全体的に軽いから設置も楽チンです。

 

デメリット

最大のデメリットは、煙道火災を起こした時の被害です。なのでハゼ折りシングルを選ぶには、煙突の取り回しをしっかりと考え、1シーズンに何度も煙突掃除をする必要があります。火災になりにくい安全な設計と、その後の保守作業はマストです

くらしの中でそれがしっかりとできるなら、ハゼ折りシングル煙突で一気に値段を下げるという選択肢は、アリなんじゃないかと思います。

 

薪ストーブ格安設置 その③

 設置工事費(設計含む)を下げる

これはつまり設計から設置まで、ぜ〜んぶ自分でやっちゃおう、ということです。 業者さんに設置をお願いすると、どうしてもある程度の金額になってしまいます(その分、DIYとは比べものにならないクオリティの工事をしてくれるハズですけどね)。この設置費用が本体代や煙突代と同じくらいになってしまうことも、ままあるようです。

 

これをDIYでやる場合、まずは置き場所を考え、設計図を書き、本体や煙突が建物に対して十分な安全マージンを確保しているかを自分で考える必要があります。ちなみに安全を確保するにはどのような設置をしたらいいか、というのはホンマ製作所さんが詳しい説明をしてくれていますよ。

http://www.honma-seisakusyo.co.jp/pdf/haze_stove_pipe_inst.pdf?d=2017

 

それができたら、いよいよ設置です。

 

ここまできたら必要なのは、壁(もしくは屋根)をブチ抜く度胸と、高所で安全に作業する技術です。薪ストーブをDIYで設置しようとお考えのみなさん、今のうちにいろいろと経験を積んで、スキルアップに努めてくださーい。

 

薪ストーブ格安設置 その④

アクセサリーをDIYする

薪ストーブには、実はいろんなアクセサリーが必要です。

 

例えばコレは税込みで74,800円なり。

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MOKI純正の炉壁と炉台のセットです

 

 

例えばコレとか。お値段は19,800円なり。

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ダッチウエストのツールセットです

 

その他、自分で薪を作ろうと思うと、チェンソーや斧が必要になってきます。体力に自信がない方は、薪割り機もいるかもしれません。

 

それら全てを買っていると、とてもじゃないけど財政が破綻します(笑)

 

そこで、くらしの宿Cocoroでは炉台と炉壁(遮熱板)をDIYすることにしました。

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炉台をDIYしてみました!

 

炉台は厚さ1.6ミリの鉄板を買ってきて、端を落として、全体を面取りします。その後マットブラックの塗装をしました。

 

炉壁(遮熱板)はケイカル板という難燃性のボードで作りました。炉台と炉壁は買えば74,800円ですが、自分で作れば6,000円もかかりません。驚きの価格破壊です! ツールセットはよく似た形の物を引っかける台があったので、それを流用しています。

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人もネコもぬくぬくです

 

DIYにありがちなクオリティーの低さがどうもね、と思われる方もみえるでしょうが、どうしてなかなかのできばえです(って自分で言うな)。宿の雰囲気とちゃんと合ってるし、私たちのくらしにはこれで十分なのです。

 

この辺り、最初に書いた「何かをくらしの中に落とし込む」とリンクしています。自分たちのくらしのあり方と、そこにある物が合ってないと、どこかチグハグになってしまいますよね。

 

それではみなさんの健闘を祈ります!

 

そんな薪ストーブがあるくらしの宿Cocoroに、ぜひ暖まりに来て下さいね〜。

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DIY談義をしたり、みんなで一緒にぬくぬくしましょう♪ 心よりお待ちしてまーす。